1台のスマホでLINEのアカウントを2つ作って使い分ける方法を解説!

スポンサーリンク
この記事は約8分で読めます。

いまやひとり1台スマホを持っている時代です。そして、メッセンジャーアプリとしてLINEが圧倒的なシェアを持っています。知り合いや友人、家族と連絡をとる手段はLINEという方が多いのではないでしょうか?

かくいう僕も嫁ちゃんや実家との連絡も、友人との連絡もLINEを使います。さらには職場で休みの連絡をしたり飲み会の調整もLINEを使っていたりしますし、子どもの保育園の保護者会の連絡もLINEです。ここまで来るとスマホを持っていない人はどうやって連絡をとっているのか不思議になるくらいです。

でも、LINEはメールアドレスなどと違って複数のアカウントを作ることができないのが困りものです。スマホ1台に1アカウントしか作れないわけです。

LINEは単にメッセージをやり取りするだけでなく、名前や簡単なプロフィールが表示されたり、タイムラインのようにSNS的な機能もあります。職場とプライベートで同じアカウントを使うとこうした機能を思いっきり使えません。

LINEアプリのイメージ

僕の場合は職場でも使うためにLINEの名前は本名にしているのですが、ネットで知り合った方と本名で連絡先を交換するのに抵抗があることもあります。また、僕は手品師として芸名で活動(あくまで趣味ですが)しているので、普段芸名で呼んでいただいている方ともできれば芸名のアカウントで連絡をとりたいのです。

そこで、1台のスマホでLINEのアカウントを2つ作って使い分ける方法がないかと調べまくって、先日複数アカウントの作成に成功!手品師としての活動用にしばらく運用してみたところ問題なく使えています。

きっと、僕と同じようにLINEのアカウントが2つ使えたら。。。なんて思っている方は多いと思うので、1台のスマホでLINEのアカウントを2つ作って使い分ける方法を解説します。悪用厳禁です(笑)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

メインアカウントが消える!最初に読むべき注意点!

LINEアカウントはSMSが使える電話番号またはFacebookアカウントを利用して作ることができます。そして、1つの電話番号またはFacebookアカウントにつき1つのLINEアカウントしか作ることができません。

例えばメインのLINEアカウントと同じ電話番号で新しいLINEアカウントを作成した場合には、メインのLINEアカウントは消えてしまいます。なので、サブのLINEアカウントは今使っているメインのLINEアカウントとは別の認証方法で作らなければいけません。

このポイントを間違えると大切なLINEアカウントが消えてしまい、友達リストもこれまでのトーク履歴も消えて取り戻せないということにもなりかねませんので注意してください。

1台のスマホに2つ目のLINEアプリをインストールする方法

LINEアプリは複数のアカウントに対応していないので、このままでは2つ目のLINEアカウントを作ることも利用することもできません。

そこで、通常の方法では1台のスマホに2つのLINEアプリをインストールして使い分ける方法を説明します。

ツインアプリ、デュアルメッセンジャーなどのスマホの機能を使う

LINEやFacebook、Twitterなど、2つ目のアプリをインストールして複数のアカウントを使い分けたいという場合があります。こういった需要に答えるために特定のアプリを2つインストールできるツインアプリという機能が搭載されたスマホがあります。

日本国内で販売されているツインアプリ対応のスマホは「ASUS」「HUAWEI」から発売されています。

また、サムスン製のスマホではデュアルメッセンジャーという名前で、OPPO製のスマホではアプリのクローン化という名前で、それぞれ似たような機能が提供されています。

僕はASUSの「Zenfone Max(M1)」というスマホを使っているのですが、ツインアプリに対応しています。スマホによってやり方は違いますし、それほど難しくはないと思いますが、「Zenfone Max(M1)」でのやり方を紹介しておきます。

スマホの設定画面

設定から「ASUSカスタマイズ設定」を開きます。

ASUSカスタマイズ設定

「ツインアプリ」を開きます。

ツインアプリの設定

ツインアプリに対応しているアプリの一覧です。LINEを有効にします。

これでツインアプリ機能で2つ目のLINEアプリが有効になりました。アプリの一覧にLINEのアイコンが1つ増えているはずです。1つ目のLINEアプリと見分けるためにオレンジのマークがついています。

LINEを2つインストールできるアプリ「並行世界」

ツインアプリなどの機能に対応していないスマホでもLINEを2つインストールできる方法として「並行世界」というアプリを使う方法があります。ちなみにAndroid専用でiPhone向けはありません。

並行世界 - 同時に二つのアカウントがログイン
並行世界 - 同時に二つのアカウントがログイン
開発元:LBE Tech
無料
posted withアプリーチ
並行世界Lite - 同時に二つのアカウントがログイン
並行世界Lite - 同時に二つのアカウントがログイン
開発元:LBE Tech
無料
posted withアプリーチ

並行世界をインストールすればこの並行世界のアプリの中で2つ目のLINEアプリを有効にして使うことができます。LINE以外にFacebookなどいくつかのアプリに対応しています。並行世界と並行世界Liteの2つがありますが、機能的にはLiteで問題ありませんし、Liteのほうが動作が軽くて安定しているらしいのでLiteで良いと思います。

どんなもんかと思いましたが、僕が使ってみた限りでは問題なく動作しました。

欠点は動作が重いことと、並行世界を起動していないとLINEの通知が出ないことがあることですね。僕はエントリーモデルのお世辞にもスペックが高いとは言えないスマホを使っていますから特に重く感じるのかもしれません。とはいえ、同時にたくさんのアプリを立ち上げたりしなければスムーズに動きます。実用性は十分ではないでしょうか。

並行世界の設定

並行世界をインストールして立ち上げるとサブアカウントを作って使い分けたいアプリを選択する画面になります。ここでLINEを選択して追加します。

並行世界のホーム画面

並行世界を立ち上げたホーム画面です。初期設定で追加したアプリが並んでいます。ここからLINEを立ち上げれば新しくインストールされた2つ目のLINEアプリとして使うことができます。

毎回並行世界のホーム画面から立ち上げるのがめんどうであれば、長押しして表示されるメニューからショートカットを作ることもできます。

平行世界のLINEのショートカット

「LINE++」という名前のショートカットが並行世界でインストールした2つ目のLINEアプリです。ショートカットを作成すれば普通のLINEアプリと同じように使えますね。

2つ目のLINEアカウントを作る方法

1台のスマホにLINEアプリを2つインストールすることができても2つ目のLINEアカウントを作ることができなければ使い分けることはできません。もし、今使っているメインのLINEアカウントと同じ電話番号でログインなんてしてしまったら、メインのLINEアカウントが消えてしまいます。

FacebookログインでLINEアカウントを作る

LINEアカウントは電話番号以外にFacebookアカウントでログインすることでも作ることができます。

Facebookと連携するといってもFacebookの友達にLINEアカウントがバレるとか、タイムラインに投稿した内容が共有されるといったことはなく、本人確認に使用するだけです。Facebookは実名登録制で本人確認などもありますからね。

なにかの理由でFacebookアカウントが凍結されると機種変などのときに困りますから適当な情報でいい加減なアカウントを作るのはおすすめできません。あくまで本人確認が済んでいるFacebookアカウントがある場合に使える方法です。

また、他のLINEアカウントですでに連携している場合には使えません。ただし、すでに連携しているアカウントが電話番号(SMS)で認証できている場合にはFacebook連携を解除することで、新しいLINEアカウントの作成に使えます。

僕は今までメインのLINEアカウントに連携していたFacebookアカウントを連携解除してサブアカウントの作成に成功しました。

固定電話やガラケーの電話番号を使ってLINEアカウントを作る

多くのLINEユーザーは電話番号を使ってLINEアカウントを作っていると思います。同じ電話番号ではサブアカウントを作ることはできません。そこで別の電話番号が用意できれば良いということになります。

といっても、スマホを2台持っているのであれば最初からLINEアカウントの使い分けで悩むことはないですよね。でも、LINEアカウントはスマホ以外の固定電話やガラケーの電話番号でも作ることができます。

今でも、自宅に固定電話があるという方や、料金を節約するためにガラケーとスマホを併用しているという方は、その電話番号で2つ目のLINEアカウントを作れば良いわけです。

格安SIMでSMSが使えるSIMカードを契約する

サブアカウントを長く使っていく気なら専用のSIMカードを契約して電話番号で認証するのが一番です。

最近のスマホだとSIMカードを2枚挿入して使えるDSDSやDSDVといった機能に対応しているものも多いですし、そうでなくてもLINEの設定のときだけSIMカードを差し替えれば対応できます。

ただし、お金がかかります。そこでなるべく安く利用できる方法として格安SIMがおすすめです。

安SIMはSMSが使える国内の電話番号をゲットする方法としては最安だと思います。ただし、ドコモなどの大手キャリアと違ってLINEの年齢認証ができません。

おすすめはLINEモバイルです。

>>LINEモバイル公式サイトへ

LINEモバイルは他の格安SIMに比べて特に安いというわけではありません。一番安いLINEフリープランでも月額500円です。さらに初期費用も3,400円かかります。

しかし、格安SIMでは唯一LINEの年齢認証ができます。年齢認証ができるというのは嬉しいですね。

まとめ

LINEは生活に密着した重要なコミュニケーションツールです。だからこそ、サブアカウントを作って使い分けたい方は多いと思います。LINEもせめて表示される名前くらいは使い分けさせてくれれば良いと思うのですが。。。

そこで今回は1台のスマホでLINEのアカウントを2つ作って使い分ける方法を解説しました。

ただし、LINEのサービスを提供しているLINE株式会社の想定している使い方ではないので実行は自己責任ですので、慎重に行ってくださいね。

タイトルとURLをコピーしました