よみうりランドまで電車とロープウェイ(スカイシャトル)で20分のところに住んでいます。小さい子供がいることもあって、ときどき家族で遊びに行きます。
よみうりランドは隣接してスーパー銭湯の「丘の湯」や室内で遊べる「キドキド」もあって家族で遊びに行くにはとてもいい感じなんですよね。
そのよみうりランドで「バンジージャンプ」ができるんです。バンジージャンプはよみうりランド内にありますが、別会社の運営らしく、ワンデーパスなどは使えず、1回1,000円(公式サイトなどには1,200円と表示されていますが訳有です)で体験できます。
先日、家族でよみうりランドに遊びに行ったときに、嫁ちゃんから「バンジー飛んだら人生観が変わるんじゃないか?」などとそそのかされ、まんまと飛んできましたのでその体験を踏まえてよみうりランドのバンジージャンプの紹介をしたいと思います。
よみうりランドのバンジージャンプ

高さなどの設備や料金・利用制限など

よみうりランドのバンジージャンプは年間通して気軽に利用できる常設のバンジージャンプです。特別なイベントや予約制などを除き、年間通して気軽に利用できるバンジージャンプは都内では唯一、国内でも4箇所しかないようなので珍しいアトラクションですね。
ジャンプ台の高さは22メートル。マンションなどの一般的な建物で7階ぶんです。下から見ると大した高さではなさそうですが、いざ飛ぶとなるととても怖い高さですよ。ここから専用のゴム製のコードをつけてジャンプします。
年齢制限があり12歳以上から体験できますが、18歳未満では保護者の同意・同伴が必要です。また、体重(38〜109kg)とウエスト(102cm以下)の制限があります。
公式サイトなど各種案内では料金は1,200円ということになっていますが、実際には1,000円で利用できます。どういうことかというと、1,200円というのはよみうりランドの乗り物チケット1,200円分ということで、チケットの券売機で1,000円でまとめて買うと1,200円分のチケットが出てくるんです。バンジージャンプの受付にも券売機があるのですが、こういった事情があるので、受付後の説明まではチケットは買わないように注意書きがされています。
ただ、バンジージャンプは1,000円で利用できますが、よみうりランドの中にあるので、バンジージャンプだけをやりたいと思ってもよみうりランドの入場料は別に必要です。また、乗り放題のフリーパスはバンジージャンプは対象外です。
よみうりランドのバンジージャンプを実際に飛んでみた!
それではここからは公式サイトではわからない実際に飛んでみた流れなどを紹介します!
まず、最初はバンジー台の横にあるプレハブ小屋で受付です。
最初に利用規約というか注意事項のようなものを読まされます。かんたんに言うと、体調は悪くないかとか、持病はないかとかいったことの確認です。また、バンジージャンプで被害が出てもよみうりランド&バンジージャンプの運営会社を訴えることはできませんといったことが書いてあります。規約を読んだら申込書に名前・住所・生年月日などの個人情報と規約に同意するという署名をします。
他のアトラクションでここまでするものはないので、やはり危険性があるという認識なのでしょうか。素人考えですが、過去に事故が無いことは無いものの、事故数や事故例を見る限り他のアトラクションに比べて極端に危険性が高いということはなさそうですが。。。
料金はよみうりランドの乗り物チケット1,200円分です。受付の小屋の中に券売機があるのでそこで購入します。1,200円分が1,000円で購入できるので、バンジージャンプの料金は実質的に1,000円です。
受付が済んだら体重を測ります。体重に合わせて数字の書かれたカードを渡されます。詳細は不明ですが、後でバンジー台の上でゴムコードをつけてくれる係の方に渡すように言われるので、体重でなに違いがあるのかもしれません。
それから小屋の外に出てハーネスを取り付けます。バンジージャンプでは足首を固定してジャンプするようなものもあるようですが、よみうりランドのバンジージャンプは安全性の高い肩から太ももの付け根までをカバーするフルハーネスです。
上の画像は工事現場の命綱に使われるフルハーネスですが、イメージ的にはこんな感じのガッチリしたものです。これでお腹のところにバンジーのゴムのコードを取り付けるフックがついています。
ハーネスの装着は係の方が全てやってくれます。ベルトの固定がちゃんとできているかなども念入りに確認していました。
ハーネスを装着したらジャンプ台の上に登ります。エレベーターなどはないので階段です。ジャンプ台自体は鉄骨製で床面はメッシュなので下が丸見え。高所恐怖症なら登るだけでも怖いかもしれません。7階に相当する高さなのでトントン上がっていくと登るだけで息が上がりました。
ジャンプ台の上につくと実際にジャンプするところの手前に金属製のバーがあります。まず、そのバーの内側でハーネスにゴムのコードを取り付けます。もちろんコードの取り付けは係の方がやってくれます。
コードを取り付けたら金属製のバーを押し開けて前に進みます。ジャンプ台の先端の手すりが無いところからジャンプするのがわかります。ここで飛び方の説明です。ぴょんとジャンプするのではなく先端にたってゆっくりとまっすぐ倒れるように落ちるように言われます。
そして、いよいよバンジージャンプの時間です。
係の方に促されてジャンプ台の一番先端部に進みます。つま先が足裏の1/3くらいの長さはみ出すくらいギリギリの位置に立ちます。両手を手すりから離して頭の上に乗せます。
係の方がマイクで「3・2・1!バンジー!」と言ったら、前にまっすぐと倒れるように落ちるというのが理想的な流れですが、これはかなり怖い。僕はスムーズに一発で飛べませんでした。
係の方が「怖いのであればサポートで軽く背中を押しますよ」と言ってくれたのでお願いすることに。力を抜いて立って「3・2・1!バンジー!」の後に係の方が押してくれたのでそのまま身を任せてジャンプと言うより落下という感じでしたが、バンジージャンプをしました。
落ちてしまえばそれまでで、あっという間に一番下までコードが伸びて数回ビヨンビヨンと上下運動を繰り返したあとにゆっくりとコードを伸ばして地面の上に置かれた大きなマットの上に着地して終了です。
後はコードを外し、ハーネスを外し、と後片付けをして終わりですね。
バンジージャンプの体験を動画で残せる!
僕は利用しなかったのですが、別途2,000円でバンジージャンプの体験を動画で残せるサービスがあります。僕の前の方が利用していました。
ヘルメットにカメラがついていて表情が撮影できるものを装着して撮影します。よくテレビでバンジージャンプをやるときに出演者の方がつけているアレです。
他にもカメラがついていて計4台のカメラで撮影した映像をその場で編集してDVDにしてくれるという内容です。
バンジージャンプなんてそんなに何度も体験するものでもないので記念に良いのかもしれませんね。
ちなみに、僕の前に飛んだ方はこのサービスを利用してジャンプ前に「〇〇さん!結婚おめでとう!」と叫んでいました。二次会の会場で流すのかもしれませんね。
人生初バンジージャンプの感想
ここからは僕個人の人生初バンジージャンプの感想です。
落ちたら死んでしまう高さから自分の意思で落ちるというのは思っていた以上に怖い、というか抵抗がありますね。その行為に対する抵抗感がすごい。僕は結局押してもらってますし。
仕事で100メートル超えの鉄塔や発電所の煙突などに登っていたので高所は平気だと思っていたのですが、自分の意思でジャンプするというのはただ高いところにいるのとは全く違った感覚があります。
落下そのものは一瞬ですし、飛んでしまえばどうってことないですね。ビヨンビヨンしてるときなんかはかなり余裕もありましたし、それほど怖いというものでもないです。
ただ、飛ぶ瞬間は自分との戦いですね。僕は負けました。まぁ、1度は体験してみたいくらいのものですから、再戦は無いと思います。
まとめ
バンジージャンプはテレビなどでもよく見ますし、とても有名なアトラクションですが、実際に体験できる場所は限られています。よみうりランドは都内唯一の常設のバンジージャンプですので、人生で一度はバンジージャンプをやってみたいという方はチェックしてみても良いと思います。