この記事を書くほんの数時間前のできごとです。2時間ほどこのブログが表示されなくなっていました。マジでタイムリーな話です。
理由はこのブログを運営するために借りているレンタルサーバーが、DDoS攻撃を受けたとかで勝手にIPアドレスを変更してしまったからです。IPアドレスはインターネット上の住所のようなものです。これを変更されてしまってはブログは表示されなくなってしまいます。
カンタンな設定変更で対応できる内容ではあるのですが、いきなり変更されてしまっては対応までにタイムラグが発生して、ブログが表示されない時間が発生してしまいます。
正直、僕には非がないことでブログが表示されなくなってしまったのでイラッとしましたが、まぁ、レンタルサーバーの運営会社としてはしかたない処置だったってことですかねぇ。。。

というわけで、嫌な体験ではありますが、ここはただでは転ばないぞ!というわけでこの体験を記事にまとめておきたいと思います。
レンタルサーバーの運営会社から「IPアドレス変更のお知らせ」というメールが届いた!
このブログはコアサーバー というレンタルサーバーを利用して運営しています。月額198円〜と利用料金も安く、その割に高性能でなかなか気に入っていました。
このコアサーバーを運営しているバリュードメインからメールが届いたのは突然のことでした。
お客様 各位
バリュードメインからのメール
平素は、バリュードメイン、コアサーバーをご利用いただき、誠にありがとうございます。
本日、ご利用のコアサーバーにおきまして、外部からのDDoS攻撃が発生しておりました為、暫定的にサーバーのIPアドレスを変更いたしました。
つきましては、下記をご覧の上、DNS設定を変更いただきますようお願いいたします。
○日時: 2019/09/28(土) 19:30 ~
○対象: ○○○.coreserver.jp
○作業内容:
サーバー IPアドレス一時変更
変更前IP:202.172.26.○○○
変更後IP:202.172.26.○○○
○ご対応依頼:
お客様には「変更後IP」のDNSへ一時的なご変更をお願いいたします。
但し、TTLの設定等により15-30分程度要する場合がございます。
※ns**.value-domain.comをご利用の場合は、自動的に変更いたしますので、作業は必要ございません。
他社ネームサーバーをご利用のお客様は、誠に恐れ入りますが、上記のIPへ手動にてご変更くださいますようよろしくお願いいたします。
まぁ、ざっくりいうと、僕が借りているレンタルサーバーが何者かから攻撃されて、このままだとサーバーがダウンしちゃうからIPアドレスを変えて対応するよってことですね。
IPアドレスはインターネット上の住所です。メールに書かれている202.172.26.○○○のような数字ですね。インターネットに接続されているコンピューターはすべてこのIPアドレスが付与されていて、IPアドレスで通信したいコンピューターを指定することでデータのやり取りが行われています。
メールに書かれているDDoS攻撃というのは、特定のコンピューターにデータ通信のリクエストを大量に送る、例えばウェブサイトの読み込みを1秒間に数千回も繰り返すといった攻撃です。IPアドレスを変更すればこのリクエストが届かなくなるということですね。
しかし、このままでは攻撃を受けない代わりに、ウェブサイトを利用したい普通のユーザーもアクセスできなくなってしまいます。
とうわけで、僕のブログは非表示になってしまったわけですよ!攻撃を受けたという事情は理解できますが。。。イラッと。イラッとしましたね。いや、そもそも攻撃したやつが悪いか!なんで攻撃したんだ!!クーーーっ!
サーバーのIPアドレスが変更されたらネームサーバーの設定が必要だ!
インターネット上ではIPアドレスを使ってコンピューターを特定してデータ通信をすると書きました。でもIPアドレスのような数字の羅列では人間にはわかりづらいし、一つのサーバーを複数サイトを運営する場合などに不便です。
そこで利用されるのがURLとかドメインというものです。このサイトでいえばURLは「https://www.butsuyoku.top/」でドメインは「butsuyoku.top」ですね。まぁこの辺はサイトとかブログを運営している方は知っていると思います。
で、ドメインはネームサーバー(DNS)というインターネット上の案内所のようなところに登録されていてます。ユーザーがURLを入力すると、まずネームサーバーに問い合わせてIPアドレスなどを教えてもらって、そのIPアドレスを利用してウェブサイトが表示されるようになっています。
独自ドメインを使用している方はドメインを取得したときに、このネームサーバーに登録する作業をしているはずです。
サーバーのIPアドレスが変更になったらネームサーバーに登録している内容を修正しないとウェブサイトにアクセスできなくなるってことですね。逆にいえばネームサーバーの修正さえちゃんとすればサーバーのIPアドレスが変更になっても対応できるというわけです。
今回の事件ではバリュードメインで用意しているネームサーバーを利用している場合には、運営会社側で自動で設定の変更をやったようですね。ところが、僕はお名前.comで取得したドメインを利用していて、ネームサーバーもお名前.comのものを使っていたので自動で対応されなかったわけです(T_T)
ちなみに、ネームサーバーの設定を変更したらすぐにブログも表示されるようになりましたよ!
まとめ
しっかし、なんでまたサーバーが攻撃なんか受けたのでしょうか?同じサーバー内で運営されているウェブサイトを攻撃したかったのでしょうか?それともコアサーバー自体に対する嫌がらせでしょうか?もしかすると愉快犯の無差別攻撃という可能性もありますね。
いずれにしても、こういった迷惑な行為はやめて欲しいもんです。。。