Windows用の高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup」を試してみたぞ!

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※今回の記事はEaseUS Software様より商品を提供いただいて書いています。

どうも!きったんです。

パソコンが普及して家庭でも手軽にデジタルデータが扱えるようになって20年〜30年くらいでしょうか。昔は考えられなかったほど大量の情報をデジタル化して整理・保管できるので大切な情報がたくさん詰まってますよね。

家族の思い出の写真や動画、日々の様々な記録や趣味で作成した作品などなど、場所を考えずに大量に保管できるデジタルデータはめちゃくちゃ便利ですが、なにかトラブルがあると一瞬ですべて失ってしまう危険性もあります。

また、パソコンは汎用機器なので、洗濯機や冷蔵庫といった他の家電と違い買ってきてすぐに使えるようなものではありません。ユーザーを登録して各種設定をしたり、使いたいアプリケーションをインストールしたりと使えるようにするまでにかなりの手間と時間がかかります。システムがクラッシュしてリカバリーするときも同じですね。

僕も18歳から自分のパソコンを持つようになりすでに17年間使っています。その間にシステムがクラッシュして起動しなくなったり、HDDが壊れてデータが読み取れなくなったりといろいろなトラブルにあってきました。

バックアップ

そういった不測の事態に備えるバックアップは超重要。。。なんですが!めんどくさくてなかなか実行できていないという方が多いのではないでしょうか。

僕も失くなっては困るデータがあるのは意識しながらもなかなかちゃんとバックアップを取ることはできず(^_^;)

そんなときにWindows用の高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup」を試すチャンスを頂いたので早速使ってみました!

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Windows用の高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup」

「EaseUS Todo Backup」を使うとドライブ・パーテーション丸ごとや特定のファイル、フォルダなど、様々なデータをイメージ化してバックアップできます。

また、スケジュールを決めておくことで自動的にバックアップをとってくれる機能や前回のバックアップから変更されたところだけをバックアップする差分バックアップ機能もあるので、一度設定してしまえば手間をかけずに確実なバックアップを取ることができます。

「EaseUS Todo Backup」はフリー版と有料版がありますので、その違いなども踏まえて紹介します。

フリー版でも使える!「EaseUS Todo Backup」の基本機能

シンプルでわかりやすいインターフェイスに好印象

ガチャガチャしたデザインや統一されてない操作性のせいでわかりづらいアプリケーションは見るだけで使いたくなくなってしまいます。

EaseUS Todo Backup

「EaseUS Todo Backup」のインターフェイスはシンプルで好印象です。一言でいうと使いやすい。主要な機能が左側にアイコンで示され、どこになんの機能があるのかもわかりやすいですね。

EaseUS Todo Backupのメニュー

1番上のハンバーガーメニューのようなアイコンをクリックすると日本語でもメニューが表示されます。ある程度慣れると常に日本語で表示されているのはうざったい、というかスペースのムダなので常時表示でないのはいいですね。

使いたい機能にストレートにアクセスでき、操作性が統一されているというのは基本のようでできていないアプリケーションも多いですからね。

充実したバックアップ機能

EaseUS Todo Backupでのバックアップ

「EaseUS Todo Backup」では特定のドライブやフォルダ、ファイルをイメージ化してバックアップしたり、OSや設定、アプリケーションなどのシステムをバックアップすることができます。

写真や動画、仕事で使うデータなどをバックアップしたい場合はドライブやフォルダ単位でバックアップを取ればいいし、パソコンの調子が悪くなったときにシステムの設定を調子が良かった頃に戻したいといった用途ならシステムバックアップをすればいいという感じですね。バックアップをとっておけばリカバリでデータを戻すことができます。

一度バックアップを作成するとその後は差分バックアップといって変更したところだけをバックアップする機能もあってバックアップをとった好きなタイミングのデータを元に復旧が可能です。

単純にファイルをコピーして複数の同じデータを作ってもバックアップにはなりますが、それではバックアップしたいデータと同じ容量のデータを作ることになるのでHDDがいくらあっても足りないですよね。

ドライブのクローンが作れる

EaseUS Todo Backupのクローン機能

パソコンのパーツで壊れやすいのがHDDやSSDなどのドライブ。パソコン歴の長い人はHDDの調子が悪くなってカリカリと音がするようになると「そろそろ壊れるかな」なんて思ったりしますよね。

「EaseUS Todo Backup」ではHDDやSSDをまるまるコピーして同じデータが入ったクローンを作ることもできます。個人的には試してませんがHDDの取り換えにも使えるそうです。HDDをSSDに入れ替えるなんて目的にも良さそうですね。

ただし、フリー版では異なるパソコン間での環境の移行はできません。

ブータブルディスクが作れる

EaseUS Todo Backupでブートディスク作成

いくらバックアップをとっていてもシステムのクラッシュで起動しないといったトラブルが起きるとどうにもなりません。

「EaseUS Todo Backup」ではそうした場合に備えてブータブルディスクの作成ができます。ブータブルディスクを作成しておけばシステムがクラッシュして起動しない場合でもディスクを使って起動させることができます。

合わせてシステムのバックアップをとってあればパソコンが起動しないレベルのトラブルでもリカバリできるというわけですね。

もちろんブータブルディスクの作成や利用には書き込み可能な光学ドライブと対応するメディアが必要です。

ブータブルディスクの作成までできればバックアップ用のアプリケーションとして必要なことは揃っている感じですね。フリー版でここまでできるのはすごいですね。

「EaseUS Todo Backup」フリー版を実際に使ってみたぞ!

「EaseUS Todo Backup」フリー版でドライブ丸ごとのバックアップとシステムバックアップを作成してみました。

ちなみにバックアップをとるパソコンは我が家のメインマシンであるASUSのノートPC「K540LA-XX083T NTT-X Store限定 Core i3搭載モデル」です。

ノートパソコン

項目 性能
液晶サイズ 15.6インチ
CPU Core i3 4005U(Haswell)1.7GHz/2コア
ストレージ SSD 120GB(購入後にHDDから取り替え)
メモリ DDR3L PC3-12800 4GB
ビデオチップ Intel HD Graphics 4400

購入価格約4万円でスペック的にはエントリークラスのモデルですね。とても高性能とは言えません(^_^;)

このパソコンのシステムドライブのバックアップをすでに7〜8年使っているUSB2.0の外付けHDDに保存してみます。

まずはCドライブ全体のバックアップを作成してみます。

ディスク/パーティションバックアップ

左側のアイコンから「ディスク/パーティションバックアップ」を選択します。

ディスク/パーティションバックアップ

するとバックアップを取りたいドライブやパーテーションを選択できます。今回はCドライブを選択。バックアップの保存先などを設定します。ここで見るとCドライブは全体で約110GBあって66GBほどデータが入っていることがわかりますね。

ディスク/パーティションバックアップ完了

バックアップをスタートしたらあとは待つだけです。ドライブ丸ごとのバックアップで約42分かかりました。

バックアップファイル

ドライブ丸ごと(使用領域66GB)でできたバックアップファイルは44GBでした。元のデータの2/3程度のファイルサイズで納まっています。単純なコピーに比べるとかなり保存容量が節約できますね。

一度バックアップをとれば差分バックアップの機能で時間と容量はさらに節約できることになります。

次にシステムバックアップです。

システムバックアップ

メニューからシステムバックアップを選択します。

システムバックアップ

保存先などを設定して実行をクリックすればシステムのバックアップが保存されます。

システムバックアップ完了

システムバックアップでは約35分かかりました。システムだけのバックアップなので丸ごとバックアップをとるのに比べると時間もバックアップのファイルサイズも少なくて済みますね。

バックアップのとり方はとてもシンプルで余計な要素がなくてカンタンですね。

「EaseUS Todo Backup」有料版なら更にすごい!

バックアップの保存と復元が早い

どれくらい早いのかフリー版と同じ条件で試してみました。

フリー版 有料版
ドライブのバックアップ 約42分 約27分
システムバックアップ 約35分 約22分

時間は手動で測っているため多少の誤差はありますが大きくずれていることはないと思います。厳密に同じかと言われると難しいところはありますがほぼ同じと言って良い条件でけっこうな差がありますね。

スケジュールに基づくバックアップ

バックアップはいつ必要になるかわからないので常に最新のものを作成していく必要がありますが、なかなかめんどうで忘れがちですよね。そのうちバックアップをとること自体しなくなってしまったりします。

スケジュールに基づくバックアップ

有料版では毎日〇時とか毎週〇曜日というふうにスケジュールを決めて自動的にバックアップを作成する機能もあります。一度設定してしまえばその後は特に意識しなくても定期的にきちんとバックアップを取り続けることができます。

イベントごと

また、時間や曜日だけでなくイベントに合わせた設定もできます。例えば毎日シャットダウン時にバックアップをとるといったことが可能です。

時間帯でバックアップを作成する設定だと作業中にバックアップの作成が始まってうざったい思いをさせらるこるといったことが起こります。深夜帯などを設定しても指定した時間にパソコンをシャットダウンしていてうまく起動しないといったことが考えられますがシャットダウンやログオフに合わせてバックアップを作成できればそういったトラブルを避けられますね。

他のパソコンへのシステムの移行

有料版ではシステムのバックアップを作成するだけでなく、システムのデータを他のパソコンに移すことができます。パソコンの買い替えに計画的に行うこともできますし、パソコンが壊れた際に新しく買ったパソコンにもともと使っていた環境を再現することにも使えます。

USBのブータブルシステムの作成

フリー版でもブータブルディスクの作成が可能ですが、ブータブルディスクの作成や利用には光学ドライブが必要です。最近は光学ドライブを利用することも少なくなっていますし、モバイルパソコンだとついていないことが多いですよね。

有料版ではUSBメモリでも緊急時に起動できるブータブルシステムが作れますので光学ドライブの無い環境でも使えますね。

まとめ

Windows用の高機能バックアップソフト「EaseUS Todo Backup」を試してみましたが、高機能なのにシンプルで使いやすく良いアプリケーションだと思います。フリー版でも十分高機能ですが、日ごろからきちんとバックアップを取るにはスケジュール機能はマストではないかと思うので有料版の方がいいでしょうね。

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