認可保育所もピンキリ!募集も保育料の徴収も自治体だけど保育の内容は施設次第

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どうも!保育園児の父、きったんです。

自治体によりますけど、ちょうど来年4月からの入所に向けて認可保育所の申し込みが行われている時期でしょうか。ほとんどの自治体は12月締切りみたいですね。

我が家でも娘ちゃんは認可保育所に通っていますが、入所決定までの道のりは大変でした。妊娠がわかってすぐに入れそうなエリアに引っ越したのですが、同じように考える人は多いようで、娘ちゃんが生まれる頃には保育所目当てに引っ越して来たであろう家族が溢れ、入所希望者が数倍になっていました。

一次募集はハズレ、認可外保育所を複数予約して望んだ二次募集でなんとか今の保育所に通えることになったわけです。

都市部での待機児童問題は深刻ですよ。認可外保育所に通えればいいというものではないです。認可保育所と認可外保育所で落差がありすぎますから。

ところで、認可保育所は入所の募集も自治体だし、保育料を徴収するのも自治体です。自治体から支払われる委託費で運営されるのが認可保育所です。

保育所

そんな公的な側面が強い認可保育所ですが、同じ料金(収入によりますけど)なのに保育の内容は様々なんですよね。

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認可保育所とは?

保育所には認可保育所と認可外保育所があります。他にも小規模保育所とか家庭的保育とかこども園とかあるけど割愛。ちなみに保育園という言葉もよく聞くけど、法律上の正式名称は保育所です。

認可保育所は児童福祉法等で決められた施設の広さ、保育士等の職員数、給食設備、防災管理、衛生管理などを満たし、各自治体に認可された保育所です。認可外保育所はそれ以外の保育所ですね。認可外でも好き勝手できるわけではなく届け出は必要です。

認可保育所になると入所する子どもの募集や抽選、入所後の保育料の徴収などは自治体が行い、保育所は自治体から委託費を貰い運営されます。保育料も収入に応じて認定された料金(無償化が予定されていますが)になります。

認可保育所はかなり公的な性質が強いですね。

保育料は同じだけど保育の内容はピンキリ

認可保育所の保育料はそれぞれの家庭の所得に応じて自治体が決めるので家庭によって違いはありますが、保育所によって変わることはありません。もちろん保育所が自治体から受け取る委託費も子どもの数にあたりで決まるもので保育の内容で決まることはないはずです。

ところが保育料は同じだけど保育の内容は保育所によってピンキリなんですよね。特に私立はもうそれぞれですね。

それというのも認可保育所については施設の広さや人員の決まりはあるものの、学校と違って子どもたちにどういった活動をさせるのかといったカリキュラムは決まっていないんですよね。だから差が出て当たり前ではあります。

それにしても、差が大きい。

自分自身、娘ちゃんを保育園に入れるときにいろんな保育園を見学して回りました。結果、とにかく子どもを預かって無事に帰すことだけ考えている保育所もあれば、教育にも力を入れているところもあるように感じました。

それに僕の周りは年代的にも保育所に通っていたり以前通わせていた子供がいる人が多いので、自然と保育所の話になることがあります。

小さい子どもさんがいる友人の話を聞いていると「保護者が参加するイベントは年に1回の歌の発表会だけ」「トイレトレーニングや箸の使い方などは教えない」という保育園もあるようです。

逆にうちの娘ちゃんが通っている保育園はイベントも多いし、教育にも力を入れている感じです。英語はネイティブの先生、工作系は美大の講師と外部講師もいるし、ひらがなの読み書きや数字を教えてくれたり、楽器の練習をさせたり。。。まぁ、保育料以外に教材とかで多少お金がかかりますけど、せいぜい年間2〜3万円なのでそれで毎日いろいろと教えてくれるのはありがたいですね。

イベントが多いところだと土日に保護者が参加する必要があったり、教育に力を入れているところだと保育料以外にお金がかかることもあったりと、メリットだけではないですが、個人的にはやはり子どものためにいろいろとやってくれる保育所の方で良かったですね。

小学校以降も学校によって教育方針は違うし、特に私立ではカリキュラムもそれぞれの学校で独自のものがあると思いますが、保育所ほどの差はないと思います。

認可保育所はどこに入るか選べない

認可保育所は保育料は同じなのに保育の内容はバラバラ。そうなるとなるべく良いところに入れてあげたいと思うのが親心です。

上で書いたような保育の差も入る保育所を選べるのなら良いと思います。メリットもデメリットもあるわけなので。

問題は都市部の保育所はどこも定員オーバーで入るのがやっと。どこの保育所にするか選べない状態ってことです。

認可保育所に応募する場合は希望する保育所を書いて出すわけですが、倍率が高すぎて選べる状況ではなく、近くにある認可保育所を全部書いて当たったところに入るというのが普通ではないかと思います。

それでも入れなかった家庭に比べればとてもありがたいことではありますけどね。

まとめ

来年には認可保育所の保育料無償化も予定されています。全額税金で運営されるとなれば今以上に公的な性質が強い施設とみなされるはずです。

でも、それにしてはちょっと民間に任せ過ぎな気もします。保育所が十分にあって各家庭で選択できる状況ならいいのだとは思いますが。

認可保育所と認可外保育所の差は保育料含めもっと大きいですし、まずは保育所を増やすのが先っのもありますけどね。そのためには民間の保育所をどんどん後押ししていく必要がありますし。

この辺の問題を解決するために幼保一体なんていってこども園の制度ができたのでしょうが、それが一般的になるのはいったいいつになることか。。。

とりあえず僕らにできることは保活を頑張ることだけですね。

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