振替輸送で損しないために!電車の運休や大幅な遅延のときに行われる振替輸送について調べてみた!

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電車の遅延

どうも!毎日満員電車で会社に通っているサラリーマンブロガーのきったんです。

日本の電車は世界一時間に正確なんて話もありますが、なんだかんだ遅延することも多いですよね。特に事故や天候が荒れたときなど運休になったり長時間遅延することも珍しくありません。そういうときには振替輸送で他の路線を使って目的地に行くことになりますが、改めて振替輸送のルールってよく知らないなって気が付きました。

振替輸送時は駅も混乱していて駅員さんもいろいろな対応に追われているので振替輸送の案内を確認するのも大変です。普段から振替路線や振替輸送の利用方法を確認しておくと安心ですね。というわけでこの記事では振替輸送について調べてみました。

ちなみに振替輸送のルールは関東と関西では結構違うみたいですね。僕は神奈川在住→東京に通勤なので、この記事は関東ルールをベースに書いています。関東ではSuicaなどのICカードでは振替輸送が使えないこともありますがその対策も紹介します。

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振替輸送とは?

振替輸送は事故や災害で電車が運休や大幅な遅延になった時に別の路線を利用して目的の駅に行くことができる制度ですね。

長く都市部に住んでいればみんな1度くらいは利用したことがあるのではないでしょうか。なので、振替輸送が何なのか?くらいはご存知だと思いますが、簡単に書いておきます。

振替輸送とは、お客さまが支障区間の乗車券をあらかじめお持ちの場合で※、列車の運転に支障があった際、当社が他の鉄道会社に依頼して、お客さまの所持する乗車券の区間内を、他の経路によりご利用いただくものです。

京王グループ 振替輸送について
http://www.keio.co.jp/train/other/transfer_transportation/

振替輸送の対象になるには輸送区間の契約が必要

振替輸送は輸送契約をしている、簡単に言うと運休・遅延している区間の切符を持っていることが条件になります。当たり前のようですが、見落としがちなのがSuica・PASMOなどのICカード類では振替輸送を受けられないことですね。

ICカードでの乗車は事前に乗車区間が決まっていない状態ですので振替輸送は受けられません。もちろん定期券であればICカードでも乗車区間が特定されるので振替輸送が受けられます。

ちなみに西日本ではICカードでも振替輸送が受けられるようです。鉄道会社の考え方や慣習の違いでしょうが、羨ましいですね。

振替輸送の利用方法

振替輸送が決まったら振替輸送の路線を確認します。振替輸送は鉄道会社間の合意で成立しますので、どんなルートでもどの駅でも利用できるわけではありません。まずは振替輸送が行われているのか、振替輸送で利用できる路線はどれかを確認して目的地までのルートを決めます。

振替輸送を利用するときの流れとしては

1.駅の電光掲示板や鉄道会社のホームページなどで運行情報や振替輸送の状況を確認する。

2.元々乗車予定だった駅の改札で振替乗車証をもらう。

3.振替路線の有人改札でそれを見せて電車に乗る。

4.目的地駅の有人改札で振替乗車証を渡して出る。

という流れになります。

不明な場合は駅員さんに聞くのが正確ですが、よほど小規模な駅でない限り振替輸送が起こるような状況では相当な混乱がおきます。駅員さんと話をするのは困難かもしれません。

その場合は各鉄道会社のホームページで運行情報が公開されていますので参考にしましょう。また、スマホアプリでも運行情報が見られるものがあって便利です。普段使う鉄道会社のアプリは入れておくと良いですね!

遅延証明をもらいましょう

振替輸送を利用した場合は遠回りになってしまっていつもより移動に時間がかかります。結果的に会社や学校に遅刻してしまうこともあるでしょう。

そうした場合に役立つのが遅延証明ですね。

振替輸送の場合には遅延証明書は元々利用する予定だった路線のものになると思います。遅刻の大本の原因は元々利用する予定だった路線の遅延だからです。

ところが到着駅が同じなら良いですが到着駅が元々利用する予定だった路線の駅と離れている場合は面倒ですね。その場合は各鉄道会社のホームページから遅延証明書が印刷できるのでそれを利用すると便利です。

ただし、遅延証明書の扱いは提出先の会社や学校などで違うので要確認です。遅延証明があっても遅刻は遅刻として扱うという会社もありますしね。機会があるときに事前に調べておくと良いと思います。

振替輸送の裏ワザ

ここからは振替輸送のちょっと得する裏ワザについてご紹介します。

ICカードで切符を買ってしまう

ICカードでは振替輸送の対象にならないことは上でも書いたとおりです。しかし、運休により元々予定していた運賃と時間で移動できないのになんの補償もされないのは悔しいですね。

そんな時は切符を買ってしまうという方法もあります。

天気予報などで事前に運休などが予想される時は切符を買ってしまっておけば良いわけです。仮に正常に動いた場合は若干(端数分)損してしまうこともありますが、振替輸送分が自腹になると結構高額になってしまうこともあるので保険的にやってみる価値はあると思います。

それに運休してからも券売機が止まってなければ買えちゃいます。切符さえ買えれば振替輸送が利用できます。

振替乗車票がなくても振替輸送に乗れる場合

振替輸送で利用する路線の駅が元々利用する予定だった路線の駅と離れている場合など、振替輸送票をとりに行くのが困難又は手間がかかる場合には振替輸送票が省略できるケースがあります。鉄道会社のホームページでも掲載されている(京王グループで確認)ので裏ワザとは言えないかもしれませんが、知っていると便利です。

正直私の経験上、元々利用する予定だった路線の切符か定期券があれば振替輸送票は確認されたことがありません。駅員に尋ねられたときに元々利用する予定だった路線を説明できれば問題ないでしょう。

まとめ

ひとたび電車の運休や大幅な遅延が起こると大混乱です。その場で振替輸送について駅員さんに聞くのは難しいので予め調べておいていざという時に慌てないようにしたいですね。

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