どうも!きったんです。
マイカーなしの生活でもたまには車が必要。そんな時に考えるのがカーシェアや格安レンタカーですね。我が家では旅行の時などには格安レンタカーを使用していますし、急な用事で車が必要なときの対策としてカーシェアリングのサービスにも加入しています。
ではカーシェアと格安レンタカーではどちらが便利でお得なのでしょうか?
結論を言うとカーシェアも格安レンタカーもそれぞれ特徴がありますので生活スタイルや使い方によって選ぶ必要があります。
まぁ、だから我が家でも両方とも利用しているわけですしね。
この記事ではカーシェアと格安レンタカーそれぞれのメリット・デメリットを解説しますのでどちらを選択するか参考にしてみてください。
カーシェアリングのメリット・デメリットとおすすめな使い方
カーシェアリングのメリット
24時間いつでもすぐに使える
カーシェアはインターネット経由でいつでも予約できて24時間いつでも利用することができます。貸出可能な車両がなければ借りることはできませんが、無人のサービスで営業時間などはないため基本的にはいつでも借りることが可能です。
予約手続きもパソコンやスマホでサクッとできますし、今すぐ使いたいという場合でもその場ですぐに予約して使うことができます。車両にデータが転送されたりする時間が必要ですが、直前の予約でも5〜10分程度で使用可能な状態になります。
また、有人店舗のレンタカーでは事前に予約したとしても営業時間外に車を借りたり返したりということはできません。朝一でお出かけしたいとか、帰りが遅くなるので遅い時間に返したいといった使い方はできないということですね。
好きな時にいつでも使えるというのはカーシェアの最大のメリットですね。
手続き不要で気軽に借りられる
カーシェアは会員制のサービスのため最初に会員になる手続きは必要ですが、一度会員になってさえしまえばその後借りたり返したりするときはなんの手続きも必要ありません。
レンタカーの場合は毎回店舗で書類を記入したり免許証を確認してもらったりと手続きにそれなりに時間がかかります。混雑していると他の利用者の手続きが終わるまで待たないといけないこともありますしね。
でも、カーシェアなら予約した車の読み取り部に会員証をかざすだけですぐに利用できます。待ち時間などはまったくありません。
カーシェアには借りたいときにスピーディに借りられる手軽さがありますね。
借りられる場所が多い
カーシェアは既存のコインパーキングなどを利用しステーションをどんどん増やしています。都市部の駅周辺には複数のステーションがありますし、街中いたるところにどんどん新規で設置が進んでいます。
僕の職場の近くには徒歩5分圏内に5箇所もステーションがありますからね。ある程度大きな駅の周辺とかならまずあります。自宅の近くにステーションがある方も多いと思います。
自宅近くにステーションがあればマイカー感覚で手軽に利用できて便利ですよね。また、飛行機や電車などででかけた先でステーションを探して車を借りるといったことも手軽にできます。
どこでも気軽に借りられるのは大きなメリットですね。
燃料の補給が不要
レンタカーは返却時に燃料を満タンにして返す必要があります。レンタカー会社の近くのガソリンスタンドで燃料を補給して返却時にレシートなどを提示するといったことが求められます。
カーシェアは燃料の補給をせずに返却することができます。燃料代はカーシェアの料金に含まれているので追加料金も必要ありません。また、燃料補給はほとんどのガソリンスタンドで無料ででき、燃料補給をした場合には料金が割引になるなどのサービスがあります。
追加の費用が発生しないのはわかりやすく手間がないのがいいですね。
カーシェアのデメリット
店員のチェックがない
店員さんがいる店舗型のレンタカーと違いカーシェアは基本的に無人のサービスです。なので前回の利用者が返却した車をそのまま使うことになります。前回の利用者のマナーが悪いとゴミが残されていたり、忘れ物があったり、傷をつけてそのままといったこともあり得ます。
こうしたトラブルを防ぐためには利用前に車両をきちんとチェックし問題があればすぐに連絡して対応してもらう必要があります。僕は経験ありませんが、車両が故障している場合など、利用開始が遅れることになるケースもあり得ると思います。
カーシェアの利用では利用前後のしっかりした車両チェックが必須です。
月額料金がかかる
カーシェアは会員制のサービスのため月額料金がかかります。といっても大手のタイムズ・カープラスやカレコのサービス内容をみると月額料金分は利用料が割引となるため1回でもカーシェアを利用するのであれば実質無料です。
月に1回もカーシェアを使わない月があれば月額料金は払い損になってしまいます。
利用料金が高い
マイカーの維持費に比べれば安いカーシェアですが、実際の利用料金となると格安レンタカーの方が安いケースが多いです。特に半日以上の利用では格安レンタカーの方が安くなるでしょう。
カーシェアでは短時間の利用では手軽で便利ですし、早めに返却すると返却時までの料金で済むのでとても柔軟でいいのですが、長時間使った場合には格安レンタカーより高い料金になってしまうケースが多いです。
カーシェアは短時間の利用にお得なサービスなんですね。
カーシェアのおすすめの使い方
カーシェアはいつでもどこでも使える気軽さが便利なサービスということです。ちょっとしたお買い物など一回当たりの利用は短時間といった使い方や夜間も含めた突発的な利用などに向いていることがわかりますね。
格安レンタカーのメリット・デメリットとおすすめの使い方
格安レンタカーのメリット
有人店舗で店員さんのチェックがある
会員同士の善意で成り立っている部分があるカーシェアと違い、格安レンタカーでは毎回店員さんが車両のチェックをしますのでトラブルが少なく安心して借りることができます。
レンタカーなら車両に傷がついていたとか、車内に忘れ物があってトラブルになるといった心配は不要ですね。
また、毎回洗車・掃除がされるので清潔で気持ちよく利用することができます。燃料も満タンの状態で借りるので借りてすぐに燃料が少なくて焦ると言ったこともありません。
毎回店員さんのチェックが入るのはとても安心できますよね。
利用料金が安い
格安レンタカーは月額会員費もかかりませんし、レンタル料金もカーシェアより安いことが多いです。特に半日以上借りる場合は格安レンタカーがカーシェアよりも安くなるでしょう。
例えば格安レンタカー大手のニコニコレンタカーでは12時間2,525円から借りることができます。カーシェア大手のタイムズカープラスでは15分206円からと短時間の利用に便利な料金体制ですが、12時間利用するとパック料金でも6,690円と格安レンタカーに比べるとかなり高い価格担ってしまいます。
ある程度長時間借りるのであれば格安レンタカーの方がお得です。
格安レンタカーのデメリット
店舗の営業時間が限られる
24時間利用できるカーシェアと違い格安レンタカーは店舗が空いている時間しか借り受け・返却ができません。朝早くから出かけたい場合は前日から借りないといけないなどの制約があります。
夜間の突発的な利用などにはもちろん対応できません。
利用時間が限られるのはマイカーの代替としては不便ですね。
店舗が限られる
格安レンタカーの店舗はカーシェアのステーションと比べると圧倒的に少ないです。自宅の近くにない場合はわざわざ電車などを使って借りに行く必要があります。
電車で借りに行くのではマイカーの代替としては不便ですね。
毎回手続きが必要でめんどう
格安レンタカーでは毎回カウンターでの手続きや店員さん立ち合いの車両確認などを行わなければなりません。10分程度の手続きですが、店舗が混んでいるときなどはカウンターが空くまで待つこともあり時間のロスにもなりかねません。
日常的な利用で毎回手続きや待ち時間が発生するのは不便ですね。
燃料を満タンにして返却する必要がある
格安レンタカーでは満タン返しが基本です。燃料補給を忘れると割増の料金を請求されてしまいます。
短時間の利用で毎回燃料補給をするのは不便ですね。
格安レンタカーのおすすめの使い方
格安レンタカーはある程度長時間の利用ではとても安く利用できるということです。日常的な利用での利便性ではカーシェアに劣るものの、計画的な長時間の利用であれば断然格安レンタカーがおすすめです。
まとめ
さてここまでカーシェアVS格安レンタカーのメリット・デメリットを解説してきたのですが、結局のところどちらにもメリットがあるし、向いている使い方は全くの真逆です。
ということはカーシェアの会員になり普段はカーシェアを利用する。そして旅行など遠出するときは格安レンタカーを利用するというふうに併用するのが一番お得に利用できるということになりますね。
遠出以外で利用する機会がほとんどない場合は格安レンタカーのみで運用するというのもありですね。