公衆無線LAN(無料wi-fi)では情報が筒抜け!VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)でプライバシーを守る方法について調べてみた

スポンサーリンク
この記事は約7分で読めます。

f:id:beed:20160629005927j:plain

どうも!外出時には公衆無線LANでブログ更新をしているきったんです。

自分以外にもいろんな人が接続している公衆無線LAN、いわゆる無料Wi-Fiでは自分以外に接続している人たちに通信している情報が筒抜けって知ってました!?

昨日、ドトールで無料で無線LANが使えるって記事を書いたところ、けっこう知られてないみたいで、うちのブログにしてはそこそこのアクセスを頂きました。

ただ、このサービスで提供されている公衆無線LANって、暗号化が何もなされてないとってもオープンなものなんですよね。どういうことかって言うと、同じ無線LANに接続してる人の中に悪意のある人がいて、データを盗もうと思ったら全部盗み見れちゃうってことなんですよね。

最近は公衆無線LANって町中にあってすごく便利ですよね!でも危険なんです!危険なのはわかってるんですけど、便利なんでつい使っちゃうんですよね。

そういう場合に公衆無線LANでもセキュリティを確保してプライバシーを守ってくれるサービスがVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)なんですね。

もちろん僕もVPNは普段から使っています。個人情報盗まれたらたまったもんじゃないので。そんなわけで今日は公衆無線LANの危険性とVPNについて説明します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

公衆無線LANの危険性とVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)

暗号化されてない無線LANは危険

まず、公衆無線LANの何が危険かってことなんですけど、無線LANの中でやり取りされてるデータって基本的に同じネットワークの中にいる人には見れちゃうんですよね。

例えば、メールの中身とかIDとパスワードが見られちゃう可能性もあります。もしファイル共有の設定をしてたら、パソコンの中にアクセスされてファイルを読まれたり改ざんされる可能性もあるわけです。

ネットバンキングとかショップのカートとか重要な情報を入力するページはだいたいSSLで暗号化するようになってるんで危険性は低いですが、その場合もどこにアクセスしてるかみたいなことはバレちゃいます。

そんなのぞき見してる人がどれくらいいるかわかりませんけど、なんか気持ち悪いし被害例もあるみたいなので、気をつけるに越したことはないですね。

VPNで安全性を確保

公衆無線LANを使ってると危険ってのはなんとなくわかったけど、じゃあどうすればいいの?って感じですよね。そこで通信を暗号化してプライバシーを確保する仕組みがVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)です。

VPNってのは「Virtual Private Network」の略ですね。もともと外出先から自宅のパソコンにつないだり、会社のネットワークにつないだりするための仕組みなんですが、データを暗号化してどういう通信をしているかわからなくすることができるんです。この仕組みを利用して暗号化されてない公衆無線LANでも安全に接続できるってわけです。

f:id:beed:20171102004510j:plain

出典:https://jp.norton.com/wifi-privacy?inid=nortoncom_nav_wifi-privacy_homepage:homepage

VPNを使うと、VPNサーバーというところを経由してインターネットにつながるイメージですかね。そんで、VPNサーバーまでの通信が暗号化されるので、公衆無線LANで接続してもデータを盗み見られずにすむわけですね。

VPNを使ってみた

無料のHotspot Shield VPNを使ってみた

VPNを使ってデータを守ろうってわけですけど、VPNサーバーを確保する必要があります。自分でサーバーを用意するのは大変なんで、VPNサーバーのサービスを使うことになるんですが、なんでもいいわけじゃないです。せっかくVPNを使ってデータを暗号化してもVPNサーバーが信用出来ないとそこでデータを盗まれるかもしれませんからね。

僕はこういう時はとりあえず大手のサービスを使います。もちろん大手だから信用できるって証拠はないんですけどどこのサービスかもわからいようなところより遥かに信用度高いですから。

www.hotspotshield.com

というわけで、世界最大手のVPNサービス「Hotspot Shield VPN」を使ってみます。

Chromeの拡張でHotspot Shield VPNを使う

chrome.google.com

Hotspot Shield VPNを使用するにはいろいろ方法があるようですが、僕はChrome拡張を使うことにしました。Chromebookでも簡単に導入できますしね。基本ブラウザの通信を暗号化できれば問題ないので。

f:id:beed:20160629005055j:plain

まずは上のリンクから拡張機能をインストールします。

f:id:beed:20160629005134j:plain

インストールすると赤い盾のようなアイコンが表示されますのでクリックして機能をONに切り替えます。アイコンが緑になったらOKです。

信頼性の高い有料のVPNサービス

通信データが盗まれると大切な個人情報、特にIDやパスワード、クレジットカードの情報なども盗まれる可能性があるわけですからなるべく信頼性が高いものを使いたいですよね。そうなると無料のサービスよりも信頼できる有料のサービスを選ぶということもできますね。

Norton ノートン WiFi プライバシー

セキュリティソフトといえばNorton(ノートン)というくらい定番のセキュリティソフト「ノートン」を販売しているシマンテックもVPNサービスをやっています。

セキュリティソフトのパッケージとして販売されていてインストールすれば簡単に使うことができます。価格は1年間のライセンスが3,229円(税込)で1ヶ月あたりにすると約269円とかなりお得感があります。通常のウイルス対策などのセキュリティソフトとのセットで買うとさらに割引になってお得です。

世界最大手のインターネットセキュリティ企業のVPNサービスがこの価格で使えるのであれば、公衆無線LANをよく使う人は買っておいて損はないと思います。

カスペルスキー セキュリティ

カスペルスキーセキュリティは総合セキュリティソフトです。ウイルス対策から不正アクセス防止、子供さんなどが良くないサイトにアクセスするのを防ぐペアレンタルコントロールまで非常に多機能ながら動作が軽く、評判の良いセキュリティソフトですね。実は僕もこれを使っています。

この機能のひとつでVPNサービスがついています。単体で提供されていないので紹介するか悩みましたがトータルで非常にいい製品だと思うので紹介することにします。

1ヶ月の無料体験もできるので興味がある方はまずは一度試してみるのもいいかと思います。

セカイVPN

インターネットプロバイダの老舗、インターリンクが提供しているVPNサービスが「セカイVPN」です。世界5ヵ国(日本、アメリカ、ドイツ、台湾、韓国)に設置されたVPNサーバーを選択でき、プライバシーの確保の他、日本からはアクセスが制限されたウェブサービスなどを利用することもできるようになります。

VPNサーバーを利用できるだけのサービスなので専用のソフトなどをインストールしなくても使えるのがメリットですね。

料金は月額1,080円で、クレジットカードや口座振替などで支払いができます。2ヶ月無料体験ができるのでとりあえず有料のVPNを体験してみたいという方は一度体験してみるのにもいいと思います。

まとめ

みんながアクセスできる公衆無線LAN(無料Wi-Fi理)を使用するのは通信データが盗まれる可能性があって危険です。でも便利な公衆無線LANは使いたいですよね。

公衆無線LANでも安心して通信するためにはVPNが有効です。自分が信頼できると思うサービスを選んで導入することをお勧めします。個人的には少しコストがかかっても有料のサービスを導入するほうがいいと思いますね。

個人情報を盗まれてからではどうしようもありませんから、まずはしっかりと自衛しましょう!

タイトルとURLをコピーしました