初Chromebookである「Chromebook Flip C100PA」を使い始めて1ヶ月ということで、感想を書いてみております。
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初Chromebookということで、前回はChromebookに共通であろうポイントについて書いてみました。今回はもっとピンポイントで「Chromebook Flip C100PA」のハード的な面について書いてみようと思います。またもや僕の主観に基づいた超偏ったレビューですがご了承ください。
「Chromebook Flip C100PA」はコンパクト軽量で全部入りのChromebook
まずはカタログスペック的なところからご紹介します。
10.1型、重量890gでChromebook最軽量
「Chromebook Flip C100PA」は10.1型、重量890gという非常にコンパクトかつ軽量なChromebookです。Chromebookでは確か現在最軽量なはず。僕はもともと持ち運びを考えていたので、コンパクトで持ち運びやすいというのを購入前の選択時に重視していました。
バッテリーは9時間駆動
Chromebookは全般的にバッテリーの持ちがいいと言われてますけど、Chromebook Flipも公式で9時間持つってことでバッテリーの持ちはいいですね。
タブレットとしても使える360度回転式のデザイン
ASUSによると、4つのスタイルで使える革新的なデザインってことです。ディスプレイとキーボード部分をつなぐヒンジが360度回転するので、いろいろ使えるよってことですね。ディスプレイはタッチパネル式なのでタブレットとしても使用できます。
入出力も充実
入出力のインターフェイスが充実しているのもポイントが高いかも知れないですね。Bluetoothと無線LAN以外は僕は使用していませんけど、あるにこしたことはないです。
付いているのは
- USB 2.0×2
- Micro HDMI
- microSDカードスロット
- Bluetooth 4.0
- 音声入出力
- 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
これだけついていれば外部との接続で不満に思うことはほぼないでしょう。というか、対応する周辺機器が少ないChromebookではこれ以上のものは望んでもしかたないでしょうしね。
外見はけっこうかっこいい
まずは見た目の感想から
金属躯体でスタイリッシュな外観
見た目についてはバリバリの主観なので、人によって思うことは違うでしょうけど、個人的にはけっこうかっこいいと思いました。アルミ削りだしなのかな、金属製で100mくらい離れたところから目を細めてみたらMacBookのように見えなくもありません。
Chromeのロゴだけカラーなのがちょっと目立つので、ここもモノクロな感じにしてくれたらもっと良かったのになぁー
ベゼルが広いのが。。。
ちょっと不満なのが、ディスプレイのベゼルの広さ。上下左右に約2cmくらいあります。なんだかちょっともったいない。ベゼル幅が広いと安っぽさを感じてしまうこともありますしね。
実際に使ってみた感想を書くよ!
それでは、実際に使ってみた感想を書いていきます。
持ち運びはとにかく楽だ!
上でも書きましたが、Chromebook Flipは重量890gで最軽量のChromebookです。持ち運びには便利です。
持ち運びを考えたとき個人的には1kgを超えるかどうかってけっこう重要ですね。2〜3kgくらいあっても持ち運べないわけではありませんが、そのレベルになるとずっしりとかばんが重くなったのを感じますからね。僕は普段リュックを使用している率が高いので、1kgくらいなら誤差の範囲とまでは言いませんが、さほど重くなったという気がしないので楽でストレスになりません。
バッテリーも9時間持つってことで、ACアダプタも必要ないので持ち運びは本当に楽です。一緒に持ち運んでるのはモバイルマウスくらいです。
10.1インチというサイズもかばんに納まりやすく絶妙です。これ以上小さくなるとディスプレイが小さくなりすぎますし、キーボードも打ちづらくなるので、無理が出てきますからね。
ただ、Chromebookでは最も小さいディスプレイってこともあって、毎日使っていると大きいサイズのものも欲しくなってきてしまうのはあります。自宅での使用が前提だともっと大きいのがいいかもしれないですね。
キーボードが打ちやすい!
キーボードは打ちやすいですね。10インチくらいのノートパソコンだとキーボードが打ちにくいことが多いですからね。
右側のエンターキー周辺はちょっと狭っ苦しくエンターキーが小さいのが気になりますが、キーピッチは18mmあるそうです。本体が金属製の躯体だからかたわみもなく打ちやすいです。
もちろん、キーピッチ19mmの外付けタイプの本格的なキーボードには敵いませんが、モバイル向けのノートパソコンではよくできています。
トラックパッドが使いやすい!
以外だったのがトラックパッドが使いやすいこと。ノートパソコンのキーボードしたに付いているトラックパッドって使いにくくて印象が良くなかったのですけど、Chromebook Flipのは使いやすいですね。僕が今まで使ってきたパソコンが良くなかっただけかもしれませんけど。
僕のイメージするトラックパッドって、軽く触れただけでご動作を起こしてイライラって感じですけど、Chromebook Flipのは軽く押し込まないと感知しないし、フラットではなく少し凹んでいるので誤動作はないです。クリック感があるので操作してる感じがするのも良いです。ただしクリック音は「カチッ、カチッ」とちょっと大きめの音がします。
2本指でスワイプするとスクロールや「戻る」や「進む」として使えたり、3本指でタブを切り替えられるのも便利ですね。
マウスも一緒に持ち歩いているのですが、腰を据えて作業する時でなければトラックパッドで十分だなという感じです。
タブレットスタイルはやはり中途半端かな
Chromebook Flipの最大の特徴である、360度回るヒンジとタブレットスタイルですが、個人的にはあまり使う気にはならない感じですね。
タブレットって基本的に手で持って使用するものだと思うんですけど、そうするとまず重すぎます。10インチクラスのタブレットでも500g以下のものがたくさん出ていますし、せいぜい600〜700gくらいまでですよね。890gはモバイルノートとしては軽量だけどタブレットとしてはちょっときついですね。
それからキーボードを裏側に回したときに、外側にきてしまうのもどうも気持ちが悪いです。もちろん裏側に回したときは触っても反応しないようにできていて問題はありません。でも気持ち悪い。持った時にキーに触れてしまいまうとなんだか不安な気持ちになってしまいます。
なれたら気にならなくなるんでしょうけど、うちにはタブレットは別にありますし、Chromebook Flipをあえてタブレットスタイルで使う気にはなれません。
テントスタイルは意外と便利かも
購入前はこんなん使うのかと思ったテントスタイルですが、これは意外と便利かも。キッチンでレシピを見たり、動画を見たり、狭いところにおいて見るだけってスタイルでは場所も取らずに立てておけるのでけっこう便利です。
まぁタブレットでもいいんですけど、タブレットだとスタンドも必要になりますからね。
まとめ
否定的なことも書きましたが、個人的にはChromebook Flipはかなり満足度は高いです。特に持ち運び用のモバイルノートとして考えた場合にはコンパクトかつ軽量でとても良いですね。
自宅での使用がメインならもうちょっと大きめのを検討した方が幸せになれるような気もしますが、Chrome OSの軽快さと合わせて、外出先でちょっとブログ更新とかって使い方ならかなりおすすめです。