Pebble社が買収されたことでPebbleアプリの提供は終了したのですが、Pebble社関係者の有志などによって代替となるサービスRebbleが運営されています。こちらを利用すれば今でもPebbleを問題なく使えます。
6インチのデカいスマホに変えてからポケットに入れづらくなり、かばんに入れたりデスクに置いておくことが増えてしまいました。そんなわけでスマホの通知に気づきにくかったり、気づいてもかばんから出して通知内容を確認するのがめんどくさかったり。その対応として手元で通知が見られるスマートウォッチが欲しかったんです。
そんなわけでPebble timeを買ってから2週間が経ちました。Pebbleのおかげで快適に過ごしていて、かなりの気に入りました。というわけで、今日はその感想を書いてみます。
Pebble timeを選んだわけ
まず、僕がAndroid wearじゃなくてPebble timeを選んだ理由と実際どうだったのかを書いてみます。
時計が常に表示されている!
僕はPebbleを買う前は普通の腕時計をしていました。時間が気になった時にすぐ確認できるんで腕時計は必須です。
スマートウォッチはあくまで腕時計ですよね。反対の腕に普通の腕時計を着けておくのも変ですし、ちゃんと時間が確認できる必要があります。でも、Apple Watchってディスプレイが常時表示されてなくて時間を確認するにのワンアクション必要らしいのがちょっとないなぁと思ったんですね。Android wearは設定で切り替えられるらしいんですけど、常時表示しておくのはバッテリーの持ちに影響するのであまり良くないみたいなんですよね。
Pebbleは省エネのディスプレイを採用しているので常時表示でも全く問題ないわけですよね。
バッテリーの持ちが良い
腕時計のバッテリーが1日持たないって個人的には無いです。できれば2〜3泊くらいの旅行なら充電なしで持って欲しい。
その条件に合うのって、僕が調べた限りPebbleしか見つからなかったんですね。バッテリーは公称で7日持つってことみたいです。じっさい、僕も購入後2回しか充電してないので、大体そのくらい持ってます。
これなら安心して使えますね。ちなみにバッテリー残量が少なくなってくると警告がでるんですけど、もうすぐ切れますとかじゃなくて明日切れますって警告が出るんですよね。
明るいところで見やすい
スマホとかを屋外で使っていると、周りが明るすぎてディスプレイが見づらいことがあるじゃないですか?Pebbleのディスプレイは光を反射させて見るタイプなので明るいところほど見やすいってことです。
僕がPebbleをつけているのは主に外出中で暗いところに行くことなんてほとんどないので、明るいところで見やすいほうが助かります。仮に暗くて見えない場合はバックライトを付けることもできます。ワンアクション増えて面倒ですけどね。
Pebble timeで超快適に!
実際にPebble timeを使いはじめてかなり快適になりました。
手元で通知がわかる
手元で通知がわかるってかなり快適です。
スマホだとブルっとバイブが鳴るなりしたらポケットから取り出して見るわけです。かばんに入れているならかばんから出す必要があるのでもっとめんどうです。
それがスマートウォッチなら腕時計で時間を確認するくらいの感覚でワンアクションでチェックできるので快適ですよね。通知を消すのには操作が必要だったりしますけど、スマホよりかなりスムーズですし、手を離せない時にも便利です。
通知はスマホに出るものは一通り表示されます。メールやLINEは内容も表示されますが、文字数は制限があります。とは言え、誰からどういうメッセージが来たかは問題なくわかります。
それに、スマホだと通知に気づかないこともあったのですけどPebbleを着けるようになってからはまず間違いなく気づけるようになりました。通知のバイブの振動時間はデフォルト設定より長くしてですねどね。
もともとこの機能が目当てで買ったわけですけど、慣れると本当に快適で手放せなくなりますよ。
スケジュールの確認がすぐにできる
Pebble timeの右側の3つのボタンの下を押すとこれからのスケジュールと天気が表示されます。僕はGoogleカレンダーに予定を入れているのですが、特にめんどうな設定もなく、自動で同期してGoogleカレンダーの予定を表示してくれています。
ちなみに上のボタンを押すと過去のスケジュールや天気が表示されます。
ボタン操作が快適かも
Pebbleはタッチパネルを採用しておらず、本体左右の4つのボタンで操作する仕組みです。これがけっこう快適なんじゃないかと思っています。通知を確認して消すときは左側のボタンを押す、スケジュール確認は右下のボタンを押すとスムーズに操作できます。
Apple WatchやAndroid wearはタッチパネルを採用していて操作はタッチパネルを操作することで行います。アプリ側でいろんな選択肢というか操作性を用意できるので便利そうではあるんですけど、スマートウォッチの小さい画面でタッチして操作ってそんなに複雑なことできないというか、やろうと思うと大変そうですよね。あんな小さな画面で文字入力しようとかはちょっと考えられないです。
Pebble timeのイマイチなところ
かなりお気に入りとなったPebble timeなんですけど、イマイチなところもあります。
見た目がチープ
Pebble timeの見た目はスマートウォッチの中でもかなりチープだと思います。シリコンバンドは交換もできますが、本体もけっこうチープです。ディスプレイも解像度低くてチープなのと、通知とかで出るアニメーションもあってデザインは悪く無いとおもうんですけど、とにかくカジュアルでチープなのでビジネス用にはあまり合わない感じですよね。
僕は営業職とかではないし、今はクールビスでポロシャツとかなんでまぁいいかなと思って着けて行ってますけど、さすがにスーツと合わせる気にはならないです。
上位機種のPebble time SteelやPebble time Roundもあるので、秋冬に向けて買い換えるかもしれません。
日本で正式販売されず、日本語に対応していない
Pebbleの最大の弱点は日本語に対応していないことですね。技適はとっているし、日本での使用も考慮していると思うんですけどね。販売に関しては日本のAmazonでも輸入品が売られてますし、米Amazonでも日本に送ってくれるのでけっこう簡単に手に入ると思います。
とはいえ、日本語化はそれほど難しくありません。以前やり方を記事にしましたので気になる方はどーぞ。
まとめ
というわけで、Pebble timeかなり気に入りました。価格も安いですし、おすすめできる一品です。
ちなみに冒頭の写真でウォッチフェイスがPokemon GOデザインなのはブームを意識したからです。ブームめっちゃすごかったんで乗ってみたかったんですよ。でも興味ないんでどーしようかと思っていたんです。これで無事便乗完了です。