どうも!きったんです。
2006年、三菱鉛筆から画期的なボールペンが発売されました。そう!JET STREAM(ジェットストリーム)です。低粘度油性インク(なめらか油性インク)ボールペンの誕生ですね。
以来、多くの文具メーカーからなめらか油性ボールペンが発売されることになります。水性インクと油性インクの良いとこ取りをしたと言われるなめらか油性インクは書き味抜群で大ヒットになりましたからね。
今やジェットストリームは日本一売れているボールペンなんじゃないかと思うくらいですし、文具屋のボールペンコーナーではたくさんのなめらか油性ボールペンがドーンとスペースを陣取っています。
そんななめらか油性ボールペンの中で僕が個人的にNo.1だと思っているのがPILOTのアクロボールなんです。今回は、他の人気なめらか油性ボールペンと比較しながらアクロボールの魅力について紹介したいと思います!
ちなみに扱うのは高級ボールペンとかではなくて、1本100円から200円程度の一般的なやつです。
低粘度油性インクって?
使用するだけのユーザーにはあまり関係ない話かもしれませんが、一応ってことで、低粘度油性インクってそもそもどういうものなんでしょうか。
僕なりの解説をしますとですね。
油性インクは粘度が高く水にも強いので耐久性があって強いんですが、粘度が高いのでインクフローが悪くて文字がかすれやすいんですね。書くときにある程度筆圧が必要になるので、長文を書くと疲れやすいみたいな問題があります。
水性インクは粘度が低くてサラサラと軽く書けるので長文でも書きやすいんですが、水に濡れると一発でダメになっちゃいます。保存文書にはあまり向かないってことですね。
低粘度油性インクは水に強い油性インクでありながら水性インクのようにサラサラ書けるという、油性と水性の良いとこどりインクなわけです。
なので、軽くサラサラとかけて、耐久性もあるということで人気になったわけですね。書き味の滑らかさも従来の水性インク以上ですごく書きやすいですしね。
僕が試したなめらか油性ボールペン
今までなめらか油性ボールペンについてはいろいろと試してきました。まずは、今まで僕が試してきたなめらか油性ボールペンのご紹介です。売れ筋のものは一通り抑えてるつもりです。
ジェットストリーム
なめらか油性ボールペンと言えばジェットストリームです。軽い書き味で力を入れずにサラサラ書ける素晴らしいボールペンです。まさに、なめらか油性ボールペンの代表格ですね。発売以来なめらかボールペンの人気No.1。不動の王者です。
なめらかボールペンの基準と言っても良い状態ですので初めて使う方はまずジェットストリームですね。
人気があるだけに線の太さやインクのカラーバリエーションも揃っていますし、高級モデルや多機能ペンも豊富で選択肢が広いのも魅力ですね。
スラリ
油性インクと水性インクの良いとこどりをしたエマルジョンインクなるものを使っているということで、なめらか油性インクとはちょっと違うかもしれませんが、特徴は同じような感じってことでエントリーさせました。
書き心地は低粘度じゃない一般的なボールペンに近い気がします。もちろん普通の油性ボールペンよりはなめらかにかけますけど、なめらか油性ボールペンの中では引っかかりがある印象です。ガリガリ書くタイプの方にはいいのかもしれません。
メーカー希望小売価格が税抜100円となめらかボールペンの中では価格が安いのも魅力ですね。
ビクーニャ
油性インクでもっとも低粘度をウリにしているようです。確かになめらかで滑るように書けます。インクフローもよく、色が濃く鮮やかに書くことができます。
でも、あまりになめらかすぎるので筆圧が強い人には向かない気もします。僕も筆圧が強いタイプなので滑りすぎてしまいます。
力がいらないので何の気なしにサラサラ書くのには良いのですが、しっかりと丁寧に書きたい時には向かない感じですね。たぶん苦手な人も多いのではないかと思います。
フィットする人にはサラサラ書けて疲れにくく良いボールペンではないかと思います。
アクロボールは素晴らしい!
なめらか油性ボールペンの中で僕の個人的No.1はPILOTの「アクロボール」です。
低粘度油性インクの中では粘度が高めらしく、なめらかな書き味ながら滑りすぎることがなく、しっかりとした書き味です。もちろん低粘度油性インクの中では粘度が高いというだけで、一般的な油性ボールペンよりはるかになめらかに書けます。
また、インクの乾きも他のなめらか油性ボールペンより早いように感じます。重要な書類に記入している時に、つい書いたばかりの文字に触ってにじんじゃったら悲しいですからね。ペンの乾きは重要です。
そして重要なポイントが書いた文字の黒の濃さ・鮮やかさです。他のなめらか油性ボールペンと比べて明らかに黒が濃く、鮮やかに書けるんですよね。ただし、黒が濃いということは裏から透けて見えやすいってことでもあるので、用途や紙質によっては困ることもあるかもしれません。
というわけで書きやすさ、そして書いた文字の綺麗さでもっとも優れているのがアクロボールなんですよね。
まとめ
ボールペンの書き味、書きやすさって筆圧とか個人の好みが大きくでるので、あくまで僕の個人的No.1ですが、アクロボールはとても良いボールペンです。なにより黒の濃さが良いです。
ボールペンに悩んだらぜひおすすめですよ!