自分自身の反省も込めてこの記事を書きたいと思います。
今は共働きも増え、家事・育児を夫婦で分担するのが当たり前の時代ですね。俺も家事やってるよ」って男性も多いでしょうし、僕も家事・育児をやることに抵抗はまったくありません。
「めんどくせぇなぁって思うことはありますが、これもお互い様の範囲ですしね。たぶん向こうも思ってるでしょうから(笑)
とはいえ、夫婦で同じだけ外で働き家事、家事を分担しているかというとやはり比重には差があります。我が家は娘の誕生をきっかけに妻が仕事の時間を減らし、家事・育児の大部分をやってくれています。我が家と同じく女性の方が家事の負担が多くなっている家庭は多いですよね。
それでも家事は分担して行うもの。夫が家事を行うことを手伝いと表現するのは違和感がありました。やって当たり前じゃないの?って。
でも、最近気づいたんです。僕は家事・育児のマネジメントをしてないって。これじゃあ手伝いって言われてもしょうがないのかなって。
仕事で大切なのはマネジメント
仕事でマネジメントっていうと管理職のやることみたいですが、実際は平社員でも自分の担当する仕事の範囲では仕事をマネジメントしているはずです。少なくとも自分のスケジュールくらいは把握してますよね。言われたことしかできない、自分の業務の進行管理もできないなんて状態だと会社から良い評価はされないでしょう。
これって家事でも同じなんじゃないでしょうか?
例えばゴミ出し。ゴミ出しを担当している男性は多いと思うのですが、すでにまとめられているゴミ袋を出勤のついでにゴミ捨て場に捨てるのと、週の何曜日が燃えるゴミの日なのか、空き缶の日なのかといったスケジュールを把握して前日にはゴミをまとめておくっていうのだと全然意味合いが違います。
本当はゴミ出しをするってのはゴミの日を把握しておくことまで含まれているんですよね。これが家事におけるマネジメントだと思うのですが、このマネジメントこそが家事の大変さの本質ですよね。
家事・育児のマネジメントは大変だ
ゴミの日を覚えておくくらいならなんてことはありません。上ではゴミ出しを例にしましたが、これくらいは僕もやってますから。でも、家事のマネジメントってけっこう把握しなければいけないこと、考えなければいけないことが多いんですよね。
例えば食材の管理。僕も週末は料理をしますが、冷蔵庫の中を見てある食材で作れるものを作って終わりです。でも、一週間通して料理を作る場合って使う食材の管理も入ってくるんですよね。栄養バランスを考えて食材を買って、悪くなりやすいものは早めに使ってロスをなるべく出さないようにって考えるのは大変です。
毎日の献立を考えるのが大変ってそういうことですよね。いや、本当に大変だと思いますよ。
他にも消耗品のストックを管理したりね。ひとり暮らしだと自分が使う分だけ考えてればいいんですが家族がいるとそうもいきませんからね。家事のマネジメントって一つひとつは細かいのですが量が多いんですよね。
さらに大変なのが育児のマネジメントです。これはほんとうに大変です。もちろん育児の方針などは妻に任せっきりにするようなことはしませんけど、日々の細かいことは結局いる人がやることになるので妻が負担することになるんですよね。
マネジメントしない夫の家事・育児は結局手伝いレベルでしかない
結局考える作業が一番大変で体を動かすような単純なタスクは大したことないんですよ。主体的にやるってのは気づいたらやるとかじゃなくて普段からその仕事を意識してマネジメントすることなんですよね。
僕がそれをできているかと言われれば、まったくできていないなぁと思います。ほんとゴミ出しの日を覚えてるくらいです。。。
だから僕の家事・育児はお手伝いといわれても仕方ないのですよね。マネジメントしない夫の家事・育児は結局手伝いレベルでしかないんだろうなと思うのです。
まとめ
仕事の分担や家事・育児の分担は各家庭によっていろいろと考え方も違うでしょうし、家族構成にもよります。でも我が家のような共働き核家族はすでに多数派ですし、夫婦で家事・育児をどのように分担するかというのは大切な問題ですよね。
我が家では幸いにも今のところ表面的には夫婦で揉めることもなくうまくやれているような感じがするのですが、僕がちゃんと家事・育児に関われているかは常々悩むところでもあります。
そんな中で「家事・育児を主体的にやるというのはどういうことか」ということについて思うことがあったので書いてみました。