前々から防水のタブレットが欲しいなぁって思ってたんです。サイズ的には8インチくらいのやつ。基本的には持ち歩き用でたまにお風呂とかで使いたいって思ってたんですね。
そんなわけで、いつもハイレベルなガジェットレビューを書かれている「力こそパワー」のうぃる (id:hrktksm)さんのおすすめもありauの「Qua tab 01」を購入したのです。
本体のレビューは上記の力こそパワーさんで書かれているのでそちらを読んでもらえればと思います。
で、このQua tab 01はauの自社ブランド製品なので当然ながらモバイル通信に対応しています。そして、SIMロック解除の手続きをすれば格安SIMでの運用も可能です。
そんなわけで、今回SIMロックを解除してLINEモバイルのSIMを入れて運用してみたので記事にしておきます。
Qua tab 01を購入!
Qua tab 01を購入したのは2週間ほど前のことです。Qua tab 01はauの自社ブランド品ですのでauの契約がないと買えませんが、人気商品ということもありAmazonなどで新品・中古品が大量に流通しています。
僕はメルカリで中古品を購入しました。カラーバリエーションはパールピンク・ホワイト・ネイビーと3色あるようですが、購入したのはホワイトです。
中古品ということで本体のみでしたが、美品でしたし安かったので大満足です!メルカリも見るだけなら無料なので一度チェックしてみてください!
中古スマホ・タブレットを購入するときの注意
今回、僕はメルカリで購入したのですが、メルカリやヤフオクなど個人から買う場合はトラブルになる危険もありますね。対応が悪いとか商品を送ってこないとか。送ってきたものが壊れているケースもあるわけですが、中古のスマホやタブレットではさらに注意が必要な点があります。
それが赤ロムです。
赤ロムというのはドコモやauなどキャリアで購入した端末で、本体代の分割料金を支払い滞納したり盗難などの理由でキャリアが遠隔でロックをかけて使えなくなったもののことです。仮に購入時には使えていても売ってから分割料金の支払いをやめて赤ロムにしてしまう出品者もいるので要注意なんですね。
なので赤ロムになる可能性がないかちゃんと調べておく必要があります。キャリアではこのロックのことをネットワーク利用制限と呼んでいます。
各携帯キャリアでは製造番号(IMEI)を使ってネットワーク利用制限をかけられていないか、また、かけられる可能性がないかを確認することができるのでチェックしておきましょう。
auの中古タブレットをドコモ系格安SIMで運用してみる!
動作周波数などをチェックしよう!
携帯電話は電波を使って通信をしているわけですけど、ドコモ・au・ソフトバンクはそれぞれ違う周波数の電波を使っています。なので他社のスマホをSIMロック解除して使いたいとしても対応している周波数が合わないと使えないんですよね。
Qua tab 01の場合はドコモが主力で展開しているBAND1に対応しているので使えそうだなと判断しました。ただし、ドコモの展開している周波数帯すべてに対応しているわけではないので圏外になりやすく、速度も遅くなる可能性があります。BAND1は最大85Mbpsしかでませんが、85Mbpsなら実用範囲の速度といいますかそんな速度出る格安SIMないですしね。
この辺は条件が複雑なので使いたいと思ったスマホ・タブレットで格安SIMを使って動作させた人がいないかネット上の情報を漁るのが一番良いような気がします。実際に使ってみた人の動作報告が頼りになります。
SIMロック解除が可能か確認しよう!
大手キャリアのスマホ・タブレットは条件を満たせばSIMロック解除が可能です。それぞれキャリアごとに条件は微妙に違いますが、auの場合は次の通り。
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2015年5月以降に発売開始されたスマホ・タブレットであること
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購入から181日以上経っていること
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本体代をきちんと支払っていること
というわけで、auではau購入者本人以外でもSIMロック解除の手続きをすることが可能です。でも、ドコモとソフトバンクは購入者本人しかSIMロック解除手続きができないので中古で買った場合はSIMロックの解除はできないんですよね。ケチ臭いな!というか所有者の権利はどうなるんだろう。。。
まぁとにかくauは中古でもSIMロック解除できます。ちなみに上で書いた条件を満たしているかは赤ロムのチェックと同じくIMEIを使ってauのサイトで確認することが可能です。
僕はもちろんSIMロック解除が可能なことを確認して購入しました。
auショップでSIMロック解除してきた!
それではいよいよSIMロック解除となるわけですが、ここでもハードルがあります。
auではSIMロック解除の方法が2つ用意されています。インターネットで手続きする方法とショップで手続きする方法です。ネットで手続きすれば無料でできるのですがショップでは3,000円(税抜)の手数料がかかります。なのでできればネットでやりたい。
ところが、ネットでSIMロック解除ができるのは購入者本人のみとなっています。中古で買ったスマホ・タブレットのSIMロック解除手続きをする場合はショップで3,000円(税抜)を払って解除してもらうしかありません。
またもケチくさい!とはいえ本人確認など盗品への対応のためにやっているようなので仕方ないのかもしれませんけど。。。
そんなわけでauショップに解除に行くのですが必要なものは次の通りです。
*SIMロック解除をしたいスマホ・タブレット本体
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身分証明書(運転免許証など)
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手数料(3,240円)
これだけあれば手続きは問題なしです。
僕がショップに行ったときは窓口に案内される前に最初に簡単に要件を聞かれたのですが、「SIMロック解除をしたい」といったらネットで無料でできると案内されました。中古の場合はできないので気をつけてくださいね。
その後、窓口に通されたら手続きは一瞬でした。本体のIMEIと僕の身分証を確認したら手数料を支払って2〜3分で解除完了しておしまいでした。
SIMロック解除後の設定
SIMロック解除が済んだらいよいよ格安SIMで設定してみます。僕はLINEモバイルを使うことにしました。LINEモバイルはLINEやTwitterなどのSNSが通信量を気にせず使い放題になるので僕の使い方ではとても便利です。
Qua tab 01はSIMピンなどがなくても簡単にSIMを挿入できます。使用できるSIMはnanoSIMのみです。
まずはLINEモバイルのSIMを挿入します。SIMを挿入したら電源を入れます。
次にSIMカードの状態を更新します。これはSIMフリーのスマホなどではない作業なので忘れないようにしましょう。
画像の赤枠の順にタップしていけばできます。
SIMカードの状態を更新したらANP情報の設定を行います。以下はLINEモバイルでのANP設定方法です。
ここまでできたら再起動すればLINEモバイルで通信ができるようになっているはずです。
試しにスピードテストをしてみましたが快適に使えそうですね!
BiglobeのSIMが気になる!
タブレットで何をするかは人によるでしょうが、動画をみたいって人も多いハズ!僕もQua tab 01をゲットしてから動画を見る率が上がっています。でも動画を見るとデータ通信量が気になるんですよね。。。
そこでちょっと気になっているのがBiglobeの格安SIMです。
Biglobeの格安SIMはエンタメフリーオプションっていうのがあって月額480円〜プラスで動画サイトや音楽アプリがデータを気にせず使い放題になるんですよね。これはマジでスゴいですね!
まとめ
Qua tab 01は防水ながら安価に入手できスペックもYouTubeを見たりTwitterをやるくらいならまったく問題なく快適に使えます。
格安SIM(LINEモバイル)で通信できるようになったことで活用の幅も広がりました。家では防水を活かしてお風呂で動画を見たり*1、価格の割に携帯性も悪くないので普段から持ち歩いて移動中にブログを読んだりしています。
このタブレットが1万円程度の安価で購入できるのはかなりおすすめですね!これから快適に使っていきたいと思います。
*1:Qua tab 01は防水ですがお風呂での使用は保証外です