どうも!ENEOS電気(エネオス)に乗り換えて1年のきったんです。
昨年はじまった電力自由化で今まで選ぶことができなかった電力会社を選べるようになり、たくさんの電気料金のプランが発表されたものの乗り換えはあまり進んでいないようですね。自由化スタートから1年で4%くらいしか乗り換えた家庭はないらしいです。
でも、乗り換えって一回契約見直すだけですし、電気の料金プランが安くなれば何もしなくても電気料金が安くなるのでちゃんとやればかなりお得な感じしませんか?
以前、このブログでも書いたのですが、電力自由化で電力会社を乗り換えても電気の品質は変わりません。というか原理的に変わりようがないです。設備が変わらないので。あくまで料金プランが変わるだけ。それなら安いところに乗り換えたほうが絶対にお得です。
いろいろと検討して我が家は昨年の11月にENEOS電気というところに乗り換えました。ENEOSでんきは従来の東京電力のプランに対して確実に安くなるプラン設計で小難しいことを考えなくても電気料金が安くできそうだったんですよね。
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ENEOSでんきに乗り換えて今月で丸1年が経ったのでどれくらいお得になったのか計算してみたところ約6,000円ほど安くなっていました。年間で6,000円というとなんだか少ない気がしますけど特に何かしなければいけないこともなくて勝手に安くなるので絶対にお得です。
というわけで今日は1年間ENEOS電気を使ってみて、乗り換えの効果や感想などを書いてみます。
ENEOSでんきに決めた!
我が家がENEOSでんきに決めたのは電気料金の比較サイトで節約できる金額が大きかったことと料金プランが比較しやすくて分かりやすかったからなんですよね。
従来のプランに比べて絶対に安くなるプラン設計!
従来の電気料金って基本料金+従量制(使った電力量に応じた料金)なんですけど従量制の部分も三段料金制というものでちょっとわかりにくいんです。さらに新たに登場した電力会社のプランも使用量が少ないうちは従来のプランより高くなってしまうことがあったりと比較が大変なんですよね。
でもENEOSでんきは従来の電気料金プランをベースに割引がなされているような料金設定なので分かりやすいし、使用量が少なくても損をすることがないんですよね。
電気料金は地域によって価格差があるので東京電力管内で比較してみたいと思います。ちなみに、今までは家庭で一般的に契約されていたプランは従量電灯Bというプランです。今でも乗り換えや契約変更の手続きをしていなければこのプランが継続されているはずです。
こんな感じで使用した電力量が上がるごとに累進的に価格が上がります。普通はたくさん使うと割引になりそうなものですが電気料金に関しては使うほどに単価も上がって損というわけですね(-_-;)
次にENEOSでんきの電気料金を見てみましょう。
電気料金プラン|ENEOSでんきENEOSでんきの料金プランについてご案内します。
ENEOSでんきの料金プランは従来の標準的なプランである従量電灯Bをもとに確実に安くなることがわかります。基本料金と第1段階料金は同じで120kWh以上の電力を使えばお得になります。使用量が少なくても損をすることはありませんから安心です。
他の電力会社では確実に安くなるとは限らない
ENEOSでんき以外にもたくさんの会社が電力事業に参入してきています。そんな中ENEOSでんきを選んだのは使用電力量がそれほど多くない我が家でも確実に安くなると思ったからです。
多くの新電力会社のプランでは使用量が少ないうちは料金が高く、使用量が多くなると安くなるようになっていることが多いです。大口の客には割引をするというのは商売の基本ですね。
例えば新電力でシェアNo.1の東京ガスの電気料金を見てみましょう。
電気料金メニュー「ずっとも電気1」|東京ガスご家庭のお客さまにおススメする東京ガスの電気料金メニュー「ずっとも電気1」を案内するページです。契約電流が30~60アンペアのお客さまのメニューです。東京ガスの電気は安さNO.1クラス。契約・解約手数料もかかりません。
上の料金表は従来のプラン(東京電力の従量電灯B)に相当するプランとして打ち出されているものですが、基本料金は同じものの使用量が少ないうちは従来のプランより高く、使用量が多くなればお得になるようにできています。使用量が少ない人はかえって損をしてしまう可能性がありますよね。最大の第3段階料金もENEOSでんきより高いですけど。
ただ、東京ガスのようなガス会社では都市ガスとのセット割引もあるのでセットにすればお得な可能性があります。我が家はプロパンガスなので。。。
「にねん とくとく割」でさらにお得に!
ENEOSでんきでは「にねん とくとく割」といって2年間の契約期間の縛りをつけることでさらに電気料金が安くなります。2年間の契約期間中に解約すると違約金が発生しますが違約金は1,000円(税抜)と良心的です。
にねんとく2割(とくとく割)|電気の特約・割引・特典|ENEOSでんきENEOSでんきを2年以上ご利用いただくと、電気料金がおトクになる、にねんとく2割(とくとく割)。各種割引や特典を組み合わせてENEOSでんきを最大限おトクにご利用いただけます。
「にねん とくとく割」をつけると単価が1kWhあたり0.2円~0.3円割引されるので使用量がそれほど多くない我が家でも年間700~1,100円くらいは安くなりますね。2年間で考えると違約金よりも割引額が大きいとは太っ腹です。
乗り換え1年でどれくらい安くなったのか?
それでは我が家がENEOSでんきに乗り換えて1年。どれくらい電気料金が安くなったのか見てみましょう!
年月 | 電力量(kWh) | ENEOS電気の料金 | 従来のプラン | 差額 |
2016年11月 | 147 | 4086 | 4167 | 81 |
12月 | 273 | 7096 | 7443 | 347 |
2017年1月 | 455 | 11702 | 12798 | 1096 |
2月 | 568 | 14589 | 16190 | 1601 |
3月 | 376 | 9683 | 10427 | 744 |
4月 | 356 | 9172 | 9826 | 654 |
5月 | 184 | 4970 | 5129 | 159 |
6月 | 197 | 5281 | 5467 | 186 |
7月 | 215 | 5711 | 5935 | 224 |
8月 | 282 | 7311 | 7677 | 366 |
9月 | 310 | 7997 | 8445 | 448 |
10月 | 159 | 4373 | 4479 | 106 |
合計 | 91971 | 97983 | 6012 |
というわけでENEOSでんきに乗り換えたことで年間約6,000円安くなりました!ちなみに従来のプランは東京電力の従量電灯を想定して計算しています。
見てもらうとわかるのですが電気の使用量は季節によってかなり違いがあるので少ない月は少ないです。使用量が少ないと割高になるプランだと春・秋は損をしてしまいそうです。
料金プラン以外の感想
乗り換えはとにかく簡単
電力自由化で電気料金が安くなるのは知っていてもなんだかめんどくさそうと思って何もしていない方も多いと思います。でも乗り換えはとにかく簡単なんですよ。
ENEOSでんきの場合は公式サイトから申し込みをするだけなのでだいたい5分から10分くらいあれば完了します。電力会社の契約の番号が必要なので検針票などを用意しておく必要がありますが、特に必要なのはそれくらいですね。あとはクレジットカードなど支払いに必要なものがあればOKです。
乗り換えではそれまで契約していた電力会社への解約も不要です。新しく契約したい電力会社に申し込みをすればその電力会社が元の電力会社に連絡して切り替えるルールになっています。
工事などは原則一切不要です。電気を各家庭に送るための設備や実際に送る作業は今までの電力会社がそのまま担当するので工事をする必要はないんですね。なのでもちろん立ち合いなどもいらないわけです。
原則不要って書いたのは電気のメーターがスマートメーターというものになっていなければいけないからです。各家庭のメーターはどっちみちすべてスマートメーターというものに交換することになっているのですが、順番でやっているのでまだ交換が済んでいない場合は切り替えの時に優先して交換してもらうことになります。とはいえこれも立ち合いなどは不要でいつの間にか終わってしまうので特に意識する必要はありません。
普段の使い勝手はなにも変わらない
ちなみに料金プラン以外ではどうかというとなんですけど、普段電気を使っている分にはまったく違いがないので特に感想はありません(笑)いや、ほんとに何も変わらないので書きようがないのですよね。支払い先が変わったくらいですがこれもクレジットカードで自動的に支払われるだけですしね。
料金が安くなった以外にほんとになにも変わらないです。
あとは解約の時の連絡先が変わるのでその時の対応くらいですが。。。これは今のところまだ未経験ですね。まぁ、なにか問題が起こるとも思えないですけど。
まとめ
我が家はENEOSでんきに乗り換えて正解でした!年間6,000円の節約というとそれほどでもない気がしますけど、頑張って節約するわけじゃなくて何もしなくてもいいわけなのでお得ですね。
電気料金は単価が一律でないせいで計算がめんどくさく、プランの比較もめんどくさいのですけど、使い方にあったプランを選べば節電をしなくても料金が下がるのでやってみる価値はあると思います。