Googleマップがゼンリンと提携解除でナビ機能が超劣化!自転車のナビはGoogleマップだよりだったからこれは大変だ!

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どうも!仕事で日々自転車移動をしているきったんです。

賃貸マンションを管理する仕事をしているので日々担当エリアのマンションを回っています。エリアはそこそこ広範囲なので車で行くこともありますが、営業所から半径2〜3キロくらいまでは自転車です。

その自転車移動のときに活躍してくれているのがスマホのGoogleマップアプリです。

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しかし、先日Googleマップが地図情報大手のゼンリンと提携解除になったらしく、地図データのレベルがガタ落ちしてしまったんですよね。ネット上でもニュースになり、はてなブックマークでもトップになっていました。

地図アプリ

これは仕事で使っていた僕には大打撃ですよ。。。

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自転車のナビにはスマホが便利

移動距離がそれほど長くない場合は車より自転車のほうが小回りが効くので便利なんですよね。特に道路が大きくない住宅地では車での移動は事故の元ですし、速度も出せないので移動時間も自転車のほうが短くて済むことが多いのです。

そんなわけで自転車で営業所の周りを巡回しているものの、担当している物件はかなりの数になりますし、たまにしかいかない場所も多く、なにより2〜3年で担当エリアが変わるのですべての担当物件への道順を記憶するのはとても難しいのです。

車の場合は会社の車やカーシェアを利用しますが、いずれもカーナビが付いているので、ナビに案内してもらっています。でも自転車には備え付けのナビがないのでスマホ用のホルダーでスマホを取り付けてGoogleマップアプリを使っています。

自転車にスマホを取り付けるホルダーは1,000円くらいで買えるので手頃ですし、他に追加追加で必要なものもありません。取り付けも簡単ですし、スマホの着脱も手間がかからないようになっています。

GoogleやAmazonで「自転車 ナビ」と検索するとスマホのホルダーばかり出てくるので、自転車でナビを使いたい人のほとんどが僕と同じようにスマホホルダーでスマホを取り付けてナビとして使っているのだと思います。

Googleマップのナビは優秀!だった。。。

ゼンリンの地図データはNo.1

Googleマップの地図情報はずっとゼンリンのデータが使われていました。地図上にゼンリンの著作権表示がありましたしね。

ゼンリンは日本中のあらゆる町のあらゆる道を調査員が直接歩いて調べたとても詳細な地図データを作成しています。毎日約1,000人の調査員が調査をしているそうです。

仕事で住宅地図を使うユーザーからのゼンリンに対する信頼は絶大です。僕も途中ブランクがあるものの建築、不動産関係の職場に17年前からいますが、住宅地図といえばゼンリン以外ありません。圧倒的です。

個人の家と家の間にある細い道や山の中の滅多に人が通らないような道路まで網羅されていて、個人の家なども含めて建物の情報も正確です。現時点でゼンリンを超える詳細で正確な地図データを作成しているところは無いでしょう。

日本において地図データ、特に住宅地図のデータではゼンリンがNo.1であることは間違いありません。このデータを使っているからGoogleマップはこれまでとても詳細で正確な地図情報を見ることができたわけです。

しかも常にインターネットにつながっているおかげで情報の更新なども意識する必要がなく、ゼンリンの地図データにGoogle独自のデータも加わって、地図データだけを見るとカーナビなどよりも優れていたと思います。「〇〇アパート」とか「メゾン◯◯」みたいなアパートやマンションに行きたい場合にカーナビでは住所を入力しないといけませんが、Googleマップなら建物名でもちゃんと出てきますからね。

ゼンリンと提携解除したあとのGoogleマップは大きく変わった

Googleマップがゼンリンと提携解除したとのニュースが流れてからネット上ではGoogleマップが劣化したと話題になっていました。ネットニュースでも取り上げられ、Twitter上でも話題になっていました。

現時点ではゼンリンとの提携解除は正式には発表されていないようですが、地図上のゼンリンの権利表示が消えているし、地図も大きく変わっているので間違いないのでしょうね。

僕も自宅周辺などの地図情報を確認しましたが、車が通れない程度の小道はほぼ消えてしまっているし、車が1台通れる程度の道もちょっと怪しいレベルです。

ある程度広い道路はさすがに消えていないので車移動ならそれほど大きな影響は受けないかもしれませんが、徒歩や自転車で移動するルートを検索すると通れるはずの道が無いことになってしまい遠回りをすることになってしまいます。

また、ネット上の情報を見ると、これまで通れなかった私道や私有地が道路扱いになっているとの話もあります。そうするとGoogleマップを使っていて知らないうちに他人が所有する私有地に入ってしまいトラブルになるケースも出てくるのではないでしょうか。

まとめ

Googleはたぶんゼンリンのようなすべて人力で調査するような、とにかく手間をかけて調べるようなやり方よりもテクノロジーの力で地図データを作りたいのだと思います。

今後自動車の自動操縦などに使用される地図データはAIマッピングされたものが必須となるという話もありますし、たぶんそのへんも見据えて独自の地図データの作成に乗り出したのでしょう。AndroidスマホやGoogleマップを使用しているユーザーの位置データを使って地図情報を修正しているという話もあるし、将来的にはゼンリンと同レベル、さらに高いレベルの地図データを作れるのかもしれません。

ただ、あくまで1ユーザーの立場からすればこれは改悪でしかないわけで、なぜもっと精度の良い地図が用意できてから切り替えなかったのかな。。。という感じです。

これまで自転車でのナビはGoogleマップに頼り切っていたのでこれはとても困ります。Yahoo!やナビタイムなどの提供している他の地図アプリへの乗り換えを検討しないといけないかもしれません。

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