HUAWEI「nova lite 2」を徹底レビュー!前モデルに続きコストパフォーマンス最強のイチオシスマホでした!

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どうも!この1年でHUAWEIのスマホを3台買い替えているきったんです。

HUAWEI「nova lite 2」は実勢価格は22,000円程度、最安では9,800円というエントリーモデルながらCPUはオクタコア、RAMは3GB、ROMは32GBと一般ユーザーであれば必要十分なスペックを備えたとてもコストパフォーマンスの高いスマホです!

さらに前モデルのnova liteから本体サイズを抑えつつも5.65インチと画面サイズがアップし、低価格帯の機種にも関わらずデュアルカメラを搭載しています。

前モデルのnova liteもとてもコストパフォーマンスが高く、エントリーモデル最強で2017年イチオシのスマホでしたが、今回nova lite 2を使ってみてさらに良くなっていると感じました!やはりHUAWEIは良いですね。nova lite 2は特にこだわりがなくある程度安くて使いやすいスマホがほしいという方には今一番おすすめのスマホだと思います。

注意点としてはnova lite 2は採用している電波の周波数帯の関係でドコモ又はドコモ系の格安SIMでしか使えないことくらいでしょうか。一応ソフトバンク系も使えるようですがほぼ選択肢がないですし、au系では実用的ではないようです。ただ、ほとんどのMVNOでドコモ系を採用しているので問題になる方は少ないと思います。

僕自身HUAWEI「nova lite 2」をメインのスマホとして使い始めてもうちょっとで1ヶ月。実際の使用感やカメラ性能などいろいろと試したのでガッツリレビュー記事を書いていきます。

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HUAWEI「nova lite 2」のスペック

まずはnova lite 2の基本スペックを前モデルであるnova liteやHUAWEIの同価格帯モデルであるP10 liteと比較してみます。ちなみにP10 liteは発売以来、価格.comのスマートフォン 人気ランキングをはじめ、人気No.1のスマホです。

kakaku.com

nova lite 2 nova lite P10 lite
発売時期 2018年2月 2017年2月 2017年6月
本体サイズ 150.1mm×72.05mm×7.45mm 147.2mm×72.94mm×7.6m 146.5mm×72mm×7.2mm
重量 143 g 147 g 146g
OS Android 8.0 Android 7.0 Android 7.0
CPU Kirin 659 オクタコア2.36GHz×4 1.7GHz×4 Kirin655オクタコア2.1GHz×4 1.7GHz×4 Kirin658オクタコア2.1GHz×4 1.7GHz×4
RAM 3GB 3GB 3GB
ROM 32GB 16GB 32GB
外部ストレージ(microSD) 最大256GB 最大128GB 最大128GB
画面サイズ 5.65インチ 5.2 インチ 5.2 インチ
画面解像度 フルHD 1080×2160 フルHD 1080×1920 フルHD 1080×1920
背面カメラ 1300万画素+200万画素 1200万画素 1200万画素
前面カメラ 800万画素 800万画素 800万画素
バッテリー 3000mAh 3000mAh 3000mAh

スペックを見てみるとわかると思うのですが、現在とても人気のあるP10 liteと比較してもスペック的に負けているところはなく、全体的にパワーアップしています。特に本体サイズはほぼ変わらないのに画面サイズがアップしている点とデュアルカメラ搭載が目を引きますね。

また、OSも最新のAndroid 8.0になり、新しいもの好きの心もくすぐってくれます。

HUAWEI「nova lite 2」の外観チェック

nova lite 2の外観については以前ファーストインプレッションレビューを記事にしています。

ここでも簡単に全体の雰囲気や実際に使った感想などを紹介します。

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前面を見るとベゼルが狭く本体いっぱいに画面が配置されています。ベゼルレスとまではいきませんが格安スマホではかなりがんばっていると思います。ベゼルは黒一色でシンプルな印象です。最近のスマホでは当たり前ですが、セルフィー用の前面カメラもありますね。

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背面はなんだかiPhoneみたいですね。シンプルなアルミ素材製です。前モデルではガラス素材を使っていて高級感がありましたが、その分落としたときに背面が割れる可能性があったり(僕のP10 liteは見事に背面が割れています。。。)本体重量がアップしたりといったデメリットもありました。アルミ製のnova lite 2も背面のデザインはシンプルながら安っぽさはなくかっこいいと思います。

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背面には指紋センサーとデュアルカメラになった背面カメラが配置されています。指紋センサーは片手で持ったときに人差し指が自然と触れる位置にあって使いやすいですね。

P10 liteとの比較

5.65インチの大画面ながら比較的コンパクトな作りになっていて、P10 liteと比べてもほとんどサイズは違わないように見えます。

画面を大きくするに当たって縦長のディスプレイを採用したことと丸みのあるボディのおかげで実際に持ったときの収まりもよく、これなら女性でも片手で操作できるのではないでしょうか。

SIMスロットは「nano SIM×2」or「nano SIM+micro SD」

SIMスロットはnano SIMが2枚またはnano SIM1枚とmicro SDカードが入ります。SIMを2枚入れることができますが、デュアルスタンバイは対応していないようなので実質1枚しか使えません。片方はおとなしくmicro SDを入れるのが良いと思います。

スペックをベンチマークで見てみよう!

スペックだけではどれくらいの性能かわかりにくいので、スマホの性能を比較するためのベンチマークアプリでテストしてみましょう。使うのはAndroidでは定番のAnTuTuベンチマークの最新版「AnTuTu Benchmark v7.0.5」です。

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ベンチマークのスコアは総合で88041点。比較のために昨年一番売れたAndroidスマホであるP10 liteでも同じ条件でテストしたところ77155点でnova lite 2の方が性能がアップしていることがわかりますね。

ただ、相変わらず3D性能は低めのため処理が重い3Dゲームには向かないと思います。おそらくゲーム性能にこだわる人は上位モデルを買うだろうという割り切りでしょう。ここは低価格帯で中途半端にこだわっても意味が無いところですし、僕は個人は正しい判断ではないかと思います。

レスポンス良好!使い勝手良し!

実際に1ヶ月近く使用してみてnova lite 2のレスポンスはとても良くサクサク動いてくれます。アプリの切り替えなどもスムーズです。

RAMも3GBくらいあれば複数のアプリを同時に立ち上げてもモッサリすることはないですね。僕の使い方ではChrome、Twitter、LINE、はてなブックマーク、はてなブログ、乗り換え案内など、よく使うアプリを同時に10個くらい開いてもメモリの空き容量が足りなくなることは全くありませんでした。もちろんメモリの使用量が大きい重いアプリを多用するのであれば不足を感じるかもしれませんが、それをエントリーモデルに求めるのは厳しいでしょう。

ちょっと気になったのはメモリの容量は前モデルの「nova lite」や「P10 lite」と同じ3GBであるのに、nova lite 2の方が平常時の空き容量が少なくなっていることです。P10 liteのメモリの空き容量はアプリをすべて閉じて再起動させた直後では2BG程度ありますが、nova lite 2では同じ状況で1.8GB程度しかありません。これはAndroidのバーションが7から8にアップしたことでちょっと重くなったからでしょう。ベンチマークテストの3D性能の件もありますが、やはりゲームをバリバリするような方には向かないですね。一般的な使い方ならまず問題になることはないと思います。

背面の指紋センサーの反応もとても良くまったくストレスを感じさせません。読み取りの精度もよくて指が触れた次の瞬間にはホーム画面が表示されるくらいの感覚です。

前モデルの「nova lite」や「P10 lite」ではカメラの起動が遅いと感じていましたが、nova lite 2では改善されているように感じます。カメラはロック画面から直接起動できるようになっているスマホは多いですが、これはシャッターチャンスを逃さないためだと思います。なのにカメラの起動が遅いと意味がないですよね。ただ、nova lite 2で改善されていると言っても状況によっては起動が遅くなることがありますね。

全体として非常にバランスが良くサクサク動いてくれるので、一般的なユーザーであれば不満を感じることがないレベルの仕上がりになっていますね。

最大の弱点だったROMが16GBから32GBに!

nova lite 2ではROMが32GBにアップし、空き容量は20GB以上になり、前モデル「nova lite」の約3倍になりました。

前モデル「nova lite」の最大の弱点はROMが16GBしかなかったことです。OSやもともと入っているアプリの分を除くとユーザーが自由に使えるのは7GB程度ととても少ないです。

写真や動画はmicro SDに保存する事もできますが、アプリは本体にしかインストールできないものも多いですし、本体の容量が7GBでは使い方に制限を感じることもあるでしょう。

32GBになったことでmicro SDと併用すればほとんどの方は不満を感じないレベルになったと思います。

バッテリー持ちは十分

スマホを使っていて気になるのがバッテリー切れですよね。nova lite 2のバッテリーは3,000mAhと最近のスマホでは一般的な容量です。

ただ、バッテリーの持ち時間はバッテリーの容量だけではわからないところです。僕が実際に使ってみたところ、バッテリーの持ち時間はなかなか良いと感じました。

僕は毎日の通勤で2時間+昼休みや仕事での移動中などトータルで1日4〜5時間くらいはスマホを使っています。ストリーミング音楽を再生しBluetoothのイヤホンで聞きながら、Chromeでサイト閲覧をしたりはてなブログアプリでブログを書いたりしています。このような使い方で朝100%だったバッテリー容量が夜寝る前の時点で50〜60%残っているくらいにはバッテリーが持ちます。

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画像は休日に丸一日(フル充電から15時間)利用したときの電池消費状況の画像ですが、約3時間のノマド作業や家族が寝てからゲームをブログを読んだりTwitterをしたりとそこそこ利用しても約50%残っています。本体起動や画面点灯の項目を見ると1日に渡ってちょいちょい使ってるのがわかりますよね。

仮に2年くらい使用してバッテリーの持ちが70%くらいまで落ちたとしても十分に1日使えるくらいのバッテリーの持ち時間ですね。

ただ、最近のスマホでは多いですが、nova lite 2もバッテリーの交換が自分でできるようにはなっていないので、予想以上にバッテリーが劣化してしまった場合はモバイルバッテリーを使うか、有料でバッテリー交換が必要になるかもしれません。

大画面になって快適!作業がはかどる!

nova lite 2で前モデルのnova liteから大きくスペックアップした点が画面サイズですね。本体上下のベゼルを小さくして、本体サイズを抑えつつも、縦に広くなったディスプレイはとても快適です。

以前の記事でもディスプレイサイズがアップした感想を書きましたが、1画面で表示される情報量が多いのはそれだけで快適です。

縦長の画面は文書作成に良い

画面が縦に長くなったことでキーボードを出しても文章が表示されるエリアが広く取れるため長文を書いたりSNSなどを利用するときにも快適です。僕はスマホでブログの記事を書くことも多いのでかなりうれしいですね。

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さらに縦に長くなったことで画面を二分割して利用するマルチスクリーンも使いやすくなっています。上部でYouTubeの動画を流しながら下でブログを読んだりTwitterをしたりといったながら作業がはかどりますね。

ちなみに、これはnova lite 2のせいではなくAndroid全般の問題だと思いますが、二分割した状態での画面のタップは2つの画面で完全に切り分けられているわけではないようです。どういうことかというと、例えばAmazonプライムビデオを再生しながらもう一つの画面で他の作業をしようとするとプライムビデオの再生が止まっちゃうんですよね。個人的には一番やりたい使い方なので残念です(T_T)

カメラ性能は悪くないけど過度な期待は禁物

カメラ性能については以前記事にしていますが、ここでもカンタンに書いておきます。

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撮影した画像はよく見ると少し青みがかっているものの決して悪いものではなく、一般ユーザーで不満に思う人は少ないでしょう。

nova lite 2の目玉機能の1つであるデュアルカメラも試してみました。

ボケ感の比較写真(ボケあり)

ボケ感の比較写真(ボケあり)

デュアルカメラになったことで奥行きを認識しボケ感のある写真が撮れるワイドアパーチャという機能が使るようになりました。ワイドアパーチャを有効にすると背景がボケた画像を撮影することができます。

ただ、あくまで擬似的なものなので複雑な構図は苦手だったり、ボケるときの境界が微妙なところがあります。おもしろい機能ではありますが、一眼レフの代わりになるようなものではないですね。

カメラ性能は強いこだわりがある人でなければ違和感を感じることもなく十分きれいに撮影できるレベルです。まぁ、イマドキはエントリーモデルでもそこまで酷いカメラを搭載していることは少ないと思いますけどね。デュアルカメラも実用範囲だとは思うものの過度な期待は禁物といった感じです。

顔認証システムにも対応!

iPhone Xに搭載されて話題となった顔認証。ディスプレイを見るだけでロックが解除されるアレですね。

nova lite 2もソフトウェアアップデートで顔認証システムに対応しています。アップデートはすでに3月9日に開始されているそうです。ただ、アップデートはすべての端末ですぐに利用できるわけではなく、1ヶ月程度かけて順番にアップデートできるようになっていくようです。

僕のnova lite 2もソフトウェアアップデートで顔認証に対応しましたので早速試してみましたが、nova lite 2の顔認証は精度もスピードもなかなか良く十分実用レベルでした。ただ、iPhone Xのように全体として顔認証に特化してデザインされているわけではないので使い分けが必要かな〜とは思いますね。

詳しくは別の記事で解説しています。

まとめ

nova lite 2を約1ヶ月使用してみてとてもよくできたスマホだと感じますね。エントリーモデルながら一般的な利用方法であればストレスを感じることがない絶妙なバランスだと思います。使っていてなにか引っかかる、気になるというところもなく完成度は高いです。

また、最新のAndroid 8.0や大画面ディスプレイ、デュアルカメラに顔認証とエントリーモデルながら最新のスマホに搭載されているような機能も一通り網羅しています。

もちろん性能ではハイエンド機に及ぶわけはないのですが、2万円前後の価格でとてもよくできていると感じます。特にこだわりがないユーザー、とりあえず安く使えるスマホが欲しいという方にはnova lite 2は是非おすすめしたいスマホですね。

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