どうも!きったんです。
我が家ではすでにAmazon Echoはなくてはならない存在になっています。
アレクサ君が我が家にやってきた!Amazon Echo Dotを買ったのだ!! – 物欲に負けた日
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Amazon EchoはAlexa(アレクサ)というAIを搭載したAmazonのスマートスピーカーですね。テレビでもCMを流しているので認知度は上がっているのではないでしょうか。
僕もAmazonで販売がはじまってすぐの頃に購入して便利に使っています。今回はさらにリビングダイニング全体をカバーするために2台目を追加購入。複数のAmazon Echoデバイスを連携させて使ってみたのでやり方やできること、感想などを書いてみます。
さらに最近ではFire TVがAlexaに対応してEchoから音声操作ができるようにもなりました。Fire TVとの連携は別の記事でまとめています。
連携とはちょっと異なりますが、Echo端末同士やAlexaアプリをインストールしたスマホなどで通話や音声メッセージが送れるコミュニケーション機能も試してみたので、そちらは下の記事にまとめています。
購入したのはAmazon Echo Dot
Amazon Echoシリーズは現在4機種が日本国内で販売されています。主にスピーカーの性能の違いでEcho Dot、Echo、Echo Plusの3機種、そして6月に発売された最新モデルでディスプレイを搭載したEcho Spotです。
僕が持っているのは2台ともEcho Dotです。1番安いやつですね。
なぜ僕がEcho Dotを使っているかというと1番コンパクトで設置の自由度が高く扱いやすいからです。
スマートスピーカーの要であるAI、Alexaはどの機種を使っても違いはありません。
Echoもスピーカーなので音質にこだわりたい人は上位モデルでも良いのでしょうが、僕は音楽を流すときもなんとなくBGM的に流す程度なので音質はそれほど気にしていません。それよりも設置場所を選ばず、ホルダーを使えば気軽に壁掛けにもできるコンパクトさを優先しています。
ディスプレイ付きのSpotは興味がありますが、せっかくディスプレイ付きならもう少し待ってもっと大きなディスプレイを搭載したモデルを待ちたいなぁ、という感じですね。日本での販売はまだですが7インチディスプレイを搭載したEcho Showなら動画も楽しめますからね。
Amazon Echoデバイスを複数連携させて使ってみた!
同じAmazonアカウントでログイン
複数のEchoデバイスを連携させるというと設定がめんどうそうですが、同じAmazonアカウントでログインすればいいだけなので特に気にすることはありません。
Echoの設定はスマホのAlexaアプリから行うのですが、同じスマホのアプリで設定すればいいだけです。ただし、2台目ということもあって1台目とはちょっとだけ設定方法というか設定の開始方法が違います。
新しいEchoデバイスの電源を入れてオレンジのリングが光ったら(設定の準備ができたら)スマホのAlexaアプリを起動してメニューから「Alexaデバイス」→「Alexaデバイスを追加」を選択しましょう。あとは1台目と同じ流れです。
ウェイクワードは同じにするか分けるか
Echoデバイスを使うときには最初に「アレクサ」と呼びかけてリングが青く光った待機状態にしてから話しかけます。この呼びかける言葉をウェイクワードというわけですが、このウェイクワードはアレクサ以外にEcho、Amazon、コンピューターの中から選ぶことができます。
近くに2台以上ある場合はそれぞれ別のウェイクワードにすれば、使うときにウェイクワードを使い分けることでどちらに指示するかを切り替えることができます。同じウェイクワードにしている場合は自動的に近い方のEchoが起動します。Amazonのヘルプにも説明されています。
同じウェイクワードを使用する端末が2台以上ある場合、Alexaは遠隔音声認識を使用して最も近い位置にある端末が応答し、要求された操作を実行します。
また、ウェイクワードは変更できます。
出典:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202013740
我が家では中途半端にしか別れていないリビングとダイニングキッチンにそれぞれAmazon Echo Dotを設置しているのですが、両方に声が届くので使い分けができるのは魅力です。ただ、ウェイクワードを複数使うと誤作動も多くなります。
例えばウェイクワードをAmazonにしたら普段の会話でAmazonというたびにEchoが反応してしまいます。アレクサというウェイクワードでもときどき同じようなことが起こりますが、ウェイクワードを複数設定すると誤作動の確率が増えてしまいますからね。
同じウェイクワードを使用した場合は両方に声が届くと同時に両方のEchoのリングが青く光るのですが、自動的に遠い方のリングが消えて近い方のEchoが待機状態になります。もちろん近い方というのはさほど正確ではなくどっちか片方が起動するよって程度です。声の大きさで反応しているだけでしょうからね。
なので、ちょうど2台の真ん中くらいにいるとすると反応させたい方を向いて「アレクサ」と言えばある程度反応させたい方を選ぶことも可能です。
けっきょく我が家ではどちらも同じウェイクワードで「アレクサ」を使っています。
名前の設定はとりあえずわかりやすく
Echoデバイスはそれぞれに名前をつけることができます。名前はウェイクワードとは別物です。
基本的には部屋の名前をそのままつけるのがわかりやすいですよね。
名前をちゃんと付けておくと「リビングのEcho」に「キッチンのEchoで音楽再生して」などと頼むことができます。海外では別の部屋にメッセージを流したりするアナウンス機能がすでに実装されているので近いうちに日本でも使えるようになると思います。
オーディオグループを設定しよう
オーディオグループを設定すると複数のEchoデバイスで同時に同じ音楽を流すことができます。Alexaアプリのメニューの設定にマルチルームミュージック選択してグループを追加します。
グループの名前とどの端末をグループに含めるかを選択ればOKです。
我が家ではまだ2台しかないので「両方」というグループ名にしています。「アレクサ、両方で◯◯を再生して」という感じで同時に音楽を再生してくれます。
2台のEcho間で共有されることされないこと
複数のEchoを連携させたときに端末間で共有されるものと共有されないものがあります。Amazonのヘルプには次のように説明されています。
共有コンテンツと共有設定
2台以上のAlexa端末がアカウントに登録されている場合、端末間でいくつかのコンテンツや設定が共有されます。Alexaアプリの設定メニューのアカウントセクションの下にあるすべてのコンテンツは、お使いのAlexa端末間で共有されます。 以下はその一部です。
ミュージックとメディア
スマートホーム
フラッシュニュース
買い物リストとやることリスト以下の機能は端末間で共有されません:
アラームとタイマー
サウンド
Bluetooth接続出典:https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202013740
たしかに寝室で目覚まし代わりにアラームをセットして他の部屋でも鳴ったら困りますし、共有されないものも必要ですよね。でも、できれば「アレクサ、〇〇のEchoで〇〇時にアラーム」みたいに他の部屋からアラームをセットできると便利ですよね。リビングで明日の予定を確認して、「そーいえば明日はいつもより1時間早く起きなきゃ!」なんてこともありますし。
ちなみに、他の部屋でアラームが鳴りだしたときには、連携しているEchoに「アレクサ、ストップ」と言えばちゃんと止まります。スマホのAlexaアプリを使えば離れたところからアラームを設定することもできますしね。
あとキッチンで何か作業して10分タイマーセットして他の部屋のEchoでお知らせみたいな使い方も期待しています。将来的にはできるようになるはずです。
2台目を買って何が良かったのか?
今までリビングでしか使えなかったアレクサ君がキッチンでも使えるようになったのは便利です。スマートスピーカーって持ち運ぶものじゃないんで使いたいところに設置していくと自然と複数台になってしまうと思うんですよね。
スマートホーム(照明とかエアコンとかの制御)もどのEchoからでも同じように操作できるし、タイマーやアラーム、ふと何か気付いたときにリマインダーに登録みたいなこともやりたいと思ったときにその場でできる気軽さがあるので良いですね。
そういう目的であればスピーカーにこだわるよりシンプル・コンパクトなEcho Dotを複数台購入するって選択肢は有りだなと思いました。
まとめ
正直スマートスピーカーはまだまだ発展途上のモノという感じがします。先行する海外(英語圏)の製品はすでにかなりできることも多いのですが、日本向けのものはまだまだです。でも、AI自体はインターネット経由で使うものでどんどん進化していくので今のうちに買っていても損はないと思います。なによりおもしろい。Echo Dotなら価格も安いので良いおもちゃにもなります(笑)
複数台で連携させる使い方もまだまだこれからという感じでまだできることは少ないのですが今後期待できる部分は多いのでそれを楽しみにしておこうと思います。
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