昨年と一昨年は、乳児と幼児と小児の3人娘の相手で「時間がない、時間がない」と言ってこのブログを放置していたのですが、実はその間に新たに始めた趣味がありまして(汗)、それがウクレレなんです。いやー、これがめちゃくちゃ楽しいんですよ!
ギターやピアノじゃなくてなぜウクレレなのかというと、とにかく手軽で、それでいて奥深くて、家庭で楽しむ楽器としては良い条件がそろっているからなんですよね。実際、コロナをきっかけにしたお家時間増加の影響でウクレレブームが来ているらしいです。
今回はそんなウクレレの魅力をウクレレビギナー(汗)の僕が紹介してみようってわけです。というか、ほぼ毎日ウクレレ弾いてるのでこのブログにもウクレレカテゴリ作ろうかなっていうことです。
手軽に楽しめるウクレレは家庭での演奏に最適!
弾き語りができる楽器の中で1番手軽なのでは!?
ウクレレは手軽に楽しめる楽器ですが、手軽さだけであればハーモニカやオカリナなどの笛系統の楽器の方がさらにお手軽なものがあります。ただ、音楽を楽しむとなるとやっぱり歌いたくなりませんか?いわゆる弾き語りというやつです。
弾き語りをするとなると、笛系の楽器は口が塞がるので対象から外れます。定番はギターだと思いますが、ギターに比べるとウクレレの方が圧倒的に手軽で家庭での演奏に向いています。
おそらくですが、弾き語りができる楽器の中で1番手軽なのでは!?と思っています。
ちなみに、ウクレレと聞いてハワイアンミュージックしかできないと思っている方もいるかもしれませんが、J-POP、ロック、懐かしの歌謡曲や童謡、何でも演奏できます。僕はブルーハーツが好きなんですが、ウクレレでガンガン演奏して大声で歌ってます。
音が小さいから家で演奏しやすい!
ウクレレの音はだいたい60dBだそうです。アコースティックギターが90〜100dB、ピアノは最大で110dBと言われているので、それらに比べるとかなり小さな音ということになります。
静かなオフィスや小さめの声での会話が40dB程度、大きめの声での会話が60dB程度だそうですから、ウクレレの音は生活の中で許されるギリギリの範囲ではないかと思います。一方でライブハウスやカラオケで全力で歌うと100dB。ギターやピアノはこれに匹敵します。
こうやって見ると、ギターやピアノは庭付きの戸建住宅でお隣さんともある程度の空間が空いているか防音がかなりしっかりしたマンションで、さらに昼間だけしか無理でしょうね。
環境基本法に基づいて定められている騒音の基準でも住宅街では、昼間は55dB、夜間は45dBとなっています。ウクレレは60dBの音が出るわけですが、流石にそのまま隣の家(部屋)まで到達するわけではないので、昼間ならまず問題ないでしょうし、住環境によっては夜も問題なく練習できると思います。
それよりも僕の場合は、気持ちよく歌っていると歌声の方が大きくてうるさいと家族からクレームが入ることが…やはり、音を出すのはちゃんと周囲のことを考えてからにしましょう。それでもウクレレはかなり演奏しやすいレベルの音量だと思いますね。
コンパクトで持ち運びしやすいからどこにでも持っていける!
ウクレレの良さは音の小ささだけではありません。本体も小さいんです。
ウクレレには、小さい順にソプラノ、コンサート、テナーの3つのサイズがあります。他にもより小さいピッコロサイズやテナーより大きいバリトンサイズもありますが、基本は3つのサイズと思っておけばいいと思います。
なかでもメジャーなのが小さいソプラノサイズで、全長は53〜55センチくらいではないでしょうか。もちろんものによって形は違うので、大きさは機種によりますが、だいたいギターの半分くらいの長さです。体積で考えたら1/8です。
小さいし、もちろんその分軽い。家で弾けないときでも練習場所まで気軽に持っていけるし、外出先で演奏するのもお手軽です。音楽のお供としてどこにでも持っていけるというのは素晴らしい魅力ですね。
ネットのおかげで自宅でも楽しみやすくなった!
You Tubeでもウクレレの解説動画がたくさん!
最近は何を始めるにしてもネットのおかげで情報が集めやすいのでハードルが下がっているんじゃないかと思います。昔はなにか芸を身に着けようと思ったらどこかに習いに行くしかなかったんじゃないかな。
それが今ではネットで検索すれば色々な情報が出てくるし、なによりYou Tubeで解説動画がたくさんありますからね。
僕はガズさんという方が教えてくれているガズレレというチャンネルの動画を参考にずっと練習しています。ウクレレに初めて触る人でもできるように超初心者用の動画からそろっているし、教え方も上手でわかりやすいです。
ガズさんの特徴はとにかくコードを簡単にして初心者でもたくさんの楽曲を弾けるようにアレンジしてくれていることで、その数なんと1,600曲以上だそうです。ジャンルもリスナーのリクエストに答えたりして幅広くそろっていて、これだけあれば弾きたい曲が必ず見つかると思います。
ただ、ガズさんはもともとギタリストで、ギターボーカルでバンド活動をしていたという人なので、伝統的なウクレレの弾き方とは違う部分も多く、あくまでウクレレをいろんな曲が弾けるコンパクトな弦楽器とみなして、弾き語りをやろうという考え方です。
とにかく簡単なコードで弾けることを優先しているため、キーが原曲と違うから嫌だとか、キーが合わなくて歌いにくいという人も結構いるようです。個人的には原曲キーにこだわらなければ歌いにくいということはないと思いますが、好みの問題はありますね。
ちなみに、ウクレレの演奏には、弾き語りなど歌の伴奏にすることが多いコード弾きと、ウクレレ単体で音楽として完成させるソロウクレレがありますが、ガズレレは完全にコード弾きの弾き語り特化です。ただ、ソロウクレレをやりたい場合でも、ちゃんとソロウクレレを中心に教えているチャンネルも存在しますので心配はいりません。
配信で自宅からでも演奏を聞いてもらえる!
できるようになったら見てもらいたい!演奏ができるようになったら聞いてもらいたい!これは当然の欲求だと思います。でも、人に演奏を披露する機会なんてそんなに多くありません。場所を用意するのも付き合ってくれる人を見つけるのも大変です。
でも、今ではネットのおかげで発表の場も簡単に見つかります。
僕は音声だけのライブ配信アプリ(顔出しする気はないので)でほとんど毎日配信していますが、10人〜20人くらいの人が聞きに来てくれて、応援のコメントを投げてくれたり、リクエストをもらって演奏したりと、これがなかなか楽しいんですよ。
ライブ配信じゃなくても、You Tubeとか、TikTokとかでアップしてもいいですよね。僕はTikTokに演奏動画(もちろん顔出しなし)をアップしていますが、特に編集に凝るでもなく、1曲弾いたものをそのままアップするだけでも数百再生いくので楽しいです。
さらに、そうした活動をしているとネット上で他のウクレレをやっている人たちとも交流が生まれて、ウクレレの情報を交換したり、お互いの演奏を聞きに行ったり、一緒に配信イベントをやったりなんて楽しみも生まれてきます。
本当に、自宅で手軽にいろいろな楽しみ方ができるいい時代になったなぁ!なんて思いますね。
まとめ
繰り返しになりますが、ウクレレは弾き語りができる楽器としては最も手軽な楽器と言っていいのではないでしょうか!
しかも、今の時代はネットのおかげで楽しみ方も広がっています。もちろんウクレレサークルなどに入ったり、教室で習うような昔ながらのリアルの活動だって楽しいのではないかと思います。
ウクレレは初心者用のセットが5,000円くらい(僕のときは2,500くらいでした)からでも手に入りますし、仮に挫折してもダメージも少なくて気軽に始められるので、興味が湧いた方はぜひトライです。
ちなみに、安価なウクレレの場合、本体は問題なくても購入時に張ってある弦の質が悪い場合が多いです。なので、ちょっと面倒ですが、弦は本体と一緒にまともそうなのを買っておいて早めに張り替えた方がいいと思います。