本日、この記事を書いている、まさに今日。僕の3人いる娘の1番上の子が人生初めてのお買い物をしたのです。自分で商品を選び、レジに並び、自分の財布からお金を支払って。
子どもは毎日のように初めてのことにチャレンジをするもの。そして、それを見るたびに親として成長を感じるのですが、今日もそうして娘の成長を感じたのと同時に、ちょっとうれしくなることがあったのです。
まぁ、要するに親バカ記事です。お付き合いいただける方は読んでください(笑)
8歳の長女の初めての買い物
自分自身でお買い物をする。自分で商品を手に取り、レジに並び、お金を払って買うというのは、通常何歳くらいからするものなのでしょうか?
テレビの長寿番組「はじめてのおつかい」では毎回5歳くらい、時には3歳くらいの小さな子どもが1人で買い物に行ったりしますよね。僕もたしか4歳からお小遣いをもらっていておやつは自分で買っていた記憶があるのですが、それも30年以上前の話です。テレビの中は置いておいて、さすがに最近は未就学児を1人で外出させることはあまりないのかななんて思ったりします。
とはいえ、店までは親がついていくとしても、小学校に入ったくらいからはお小遣いやお年玉などの臨時収入を使って、自分で支払いくらいはしたことがある子が多くなってくるのではないでしょうか?
ただ、うちの長女はADHDとASDの併発という診断が出ていて、いわゆる発達障害があるんですよね。学力は平均より上くらいだと思うのですが、日常生活で感情的になったりパニックになることがあるので、これまでは自分でレジで支払うということはしてきませんでした。
それでも、放課後デイサービスなどの支援施設に通って様々なトレーニングを行ったりして、少しずつ周囲の状況に合わせて行動ができるようになってきていることもあり、今回初めて自分でお買い物をさせてみようということになったのです。
まぁ、僕が横に付き添ってではありますけどね。
長女が人生初めてのお買い物で買ったモノ
長女の人生初めてのお買い物の予算は約1,500円。時々もらうお小遣いをためていたものです。もちろん、全額使う必要はないものの、付き添いの僕が追加で出すことはせず、ちゃんと予算の範囲内で選ばせるつもりです。
そこで、長女が行くことにしたのが近所の100円ショップでした。100円ショップなら1,500円の予算でもまず問題ないだろうし、お金の計算も簡単なので一安心。しかし、なにを買うつもりなのかは教えてくれません。
長女はお店につくと一目散に文房具のコーナーへ。そこで、15分ほど悩んで、可愛らしいメッセージカードや星の形のスタンプ、それから数種類のシールが入ったセットを持ってきました。
それから、レジに並び、店員さんに言われた金額と手元の小銭を見比べて支払いを済ませ、特に問題なくお買い物は終了。
もうこれだけで僕は「小学校に入った頃は常に落ち着きがなくてなにかあるとすぐパニックを起こしていたのに、2年間でしっかり成長していたんだな〜」と大感動です。
しかし、長女は一体なぜこんなものを欲しがったのでしょうか。帰り道に聞いてみると「みいちゃん(次女)がもうすぐ誕生日だから」というのです。そうか、誕生日のメッセージカードを書いて送ろうと思ったのか。
そこで僕は「人生初めてのお買い物に自分の欲しいものじゃなくて他の人のためのものを買うなんて、なんて心優しい娘なんだ(親バカ)」ってさらに大感動ですよ。いや〜、いい娘だ(親バカ)
まとめ
家に帰った長女は早速妹のためにハッピーバースデーのメッセージカードを書いていました。Happybirthdayのつづりを聞かれたのでスマホで表示させた画面を見せてやると、ピンク色のかわいらしいペンで、少しよれよれながら一生懸命に書いていました。
そして、その夜、この記事を書き始める少し前のこと。子どもたちも寝てブログの記事でも書こうかと作業スペースのノートPCを開くと、そこに見覚えのある字で書かれた可愛らしいメッセージカードが挟まれていたのです。
僕はそのメッセージを読むと大切に引き出しにしまいました。何が書かれていたかはヒ・ミ・ツです(笑)