知らない作業員を部屋にあげるのは憂鬱?マンションでの消防設備点検ってどんなことをするのか解説します!

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どうも!賃貸マンションの設備管理をしているきったんです。

マンションの設備を管理するに当たって一番大変なのはお客様が住まれている部屋の中に入ることです。逆にいうとお客様が一番嫌がることでもありますね。まぁ、僕だって点検の立会とかめんどうです。とても気持ちはわかります。

知らない作業員に部屋の中を見られるのが不快だとか、怖いというのもあるでしょうし、立会で時間を合わせるのもめんどうですよね。平日の昼間なんて立ち会えないよ!みたいなパターンも多いですしね。

マンションで部屋の中に入る必要がある点検というとまず思いつくのが消防設備点検です。その他にも排水管の清掃とかもありますが、すべての部屋や場合によってはクローゼットの中なども見られるという意味で消防設備点検が一番ハードルの高い点検だと思います。

ただ、火災は発生するととても大きな被害をもたらします。集合住宅では隣戸への延焼もあります。僕も火災現場の対応には時々行きますが、火元の住民の方や被害を受けた方は本当に悲惨ですよ。消防設備は少しでもそうした被害を減らすためのものなのでぜひ強力していただければと思います。

感知器の点検

今回はマンションでの消防設備点検とはどういうことをするのかを解説します。

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消防設備点検ってどんなことをするの?

火災感知器の作動試験

消防設備点検で一番よくあるのが火災感知器の作動試験です。

火災感知器

一定以上の規模のアパートやマンションであれば万が一の火災の際に非常ベルなどで知らせる火災報知設備がついています。そのため部屋の中には火災を自動的に感知するための感知器がついていて、その感知器が正常に動作するかどうか点検するんですね。

感知器は各部屋の天井(稀に壁の上の方)に設置されています。また、押し入れやクローゼット、建物の構造によっては天井裏などに設置されていることもあります。

感知器の点検

点検のときには作業員の方が模擬的に火災の状況を再現する専用の点検器具を使用して感知器が正常に作動するか確認します。上の画像のように棒の先にカバーがついていてその中で熱や煙を出して感知器を作動させるんですね。あとは見た目などで傷などがないかも確認します。

点検器具を当ててから感知器が作動するまでは数秒から十数秒程度です。なので一箇所あたりの点検は1分もかかりません。3LDKくらいのマンションでも5分もあれば終わるくらいの作業です。

消火器の点検

火災の初期消火、ボヤの対処などに活躍してくれるのが個人でも使用できる消火器です。もちろん消火活動は危険を伴うので無理はしては行けませんけどね。

消火器

消火のための設備も建物の規模や構造によって設置が義務付けられています。マンションによっては部屋の中に設置されているケースもありますね。

消火器には6ヶ月ごとの定期点検が必要なものと点検が不要なメンテナンスフリーのものがあります。本体の色が赤い消火器は定期点検が必要な消火器でそれ以外の色の消火器はメンテナンスフリーの消火器です。

マンションの室内に点検が必要な消火器が設置されているケースはそれほど多くありませんが、まったく無いわけではありません。もしお住まいの部屋の中に最初から赤い色の消火器が設置されているのであれば点検が必要と考えてまず間違いないと思います。

避難器具の点検

多くのマンションではもしもの火災などのときに廊下側だけでなくベランダ側からも避難できるようになっています。

避難ハッチ

ベランダに四角い金属製の避難ハッチのようなものがあるのを見たことはないでしょうか?最近のマンションではよく使われています。これはすべての部屋に設置されているわけではなく一部の部屋に設置されていて、他の部屋から避難するときはベランダを区切っている板を破って避難します。

避難器具

避難器具はこの他にもロープや袋状のものを垂らしてそれを伝って降りるものや固定式のはしごがベランダの横に設置されているケースなどさまざまなものがあります。

避難器具はいずれも定期点検の対象になります。ベランダに設置されているものですが、ベランダに行くまでにお部屋の中を通る必要があるので協力いただけると管理している側としてはとても助かります。

まとめ

消防設備点検って正直面倒ですよね。僕も自分が住民側になると面倒だなぁって思うので気持ちはとてもわかります。知らない人を部屋にあげるのもあまり気持ちが良いものではないですしね。

でも消防設備点検は自分や家族、他の住民の方の安全のためにとても大切なものです。消防設備点検を拒否していると万が一の火災の際に過失責任を問われたり火災保険の支払いが受けられないなどといったトラブルになることもありますから、料金がかかるものでもないですし、自分のためにもぜひ協力してください。

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