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空き巣から自宅を守る!玄関のセキュリティについて知っておきたい3つのポイントと防犯対策

どうも!賃貸マンションの設計や管理をしているきったんです。

賃貸物件を選ぶときにセキュリティをポイントに上げる人は多いです。マンションならオートロック付だったり、ピッキングに強いディンプルキーなどが人気ですね。

たしかに設備面でのセキュリティは重要です。しかし、設備面では防犯性能が高くても住んでいる本人が気をつけないと意味がありません。

玄関から空き巣

そこで今回は住宅の玄関のセキュリティについて知っておきたいポイントを3つ紹介します。

空き巣のもう一つの侵入口である窓の防犯については別の記事でまとめています。

関連記事 空き巣の約6割は窓から!窓からの侵入を防止するには戸締まりの徹底とガラスを割られないことが重要だ! - 物欲に負けた日

玄関の戸締まりで知っておきたいポイント

空き巣被害の約半数は無施錠

警視庁のサイト「住まいる110番」によると侵入窃盗の手口で一番多いのはなんと無締り、つまり鍵をかけていない玄関や窓から侵入することなんですね。その割合は戸建てで45.4%、4階建以上の共同住宅で41.7%と半数近くを占めます。特に4階建以上の共同住宅ではベランダからの侵入は難しく、ほとんどが玄関の無施錠でしょう。

ちなみに2位はガラスを割って入る手口で、この2つで侵入窃盗の手口の7割程になり、ピッキングやサムターム回しのようなある意味高度な手口は少ないのです。

つまり玄関の鍵を締めなかったから空き巣に侵入されたというなんとも簡単なロジックなんです。

「戸締まりを忘れて空き巣に入られるなんてマヌケだなぁ」とか「うちは戸締まりはちゃんとしてるから大丈夫!」と思う方も多いでしょうが、例えばゴミだしや近所の家に回覧板を持っていくような短時間の外出時も確実に締めていますか?「うちのマンションはオートロックだから」とか「5分位なら大丈夫!」と思って無施錠で家を出ていませんか?

慣れた泥棒なら5分もあれば一通り荒らし終わって出ていってしまうので短時間の外出でも十分なのです。

例えばゴミだしは曜日と時間がだいたい決まっています。あの家の住人はいつもゴミだしのときに鍵をかけないなと目をつけられたら、あっさり空き巣に侵入されてしまいますよ。

侵入手口の第3位はなんと合鍵

無締り、ガラス破りに続く侵入手口の第3位はなんと合鍵です。知人によるものが多数でしょうが、空き巣だけでなくストーカー被害や性犯罪にも使われかねない恐ろしい手法です。

もちろん本人が信頼して預けた合鍵を悪用されるケースもあるでしょうが無断で合鍵を作られるケースもあります。

実は玄関のシリンダー錠の鍵には番号があり、それさえわかればメーカーから簡単に合鍵を購入できるのです。

鍵の番号

写真は僕の家の鍵ですが赤で隠しているところに番号が刻印されています。その番号を控えて鍵屋に頼めば簡単に合鍵が手に入ってしまいます。

外出先では鍵は肌身はなさず持っているようにしないと、知らない間に誰かに番号を盗み見られて合鍵を作られてしまうかもしれないわけですね。

ドアチェーンやドアガードは侵入防止にはならない

家の中にいるときに、シリンダー錠をかけないでドアチェーンやドアガードを使っている方を時々見かけます。しかし、ドアチェーンやドアガードは侵入防止にはなりません。

ドアチェーンはボルトクリッパーと呼ばれる大型のハサミのような工具で簡単に切れます。

ドアガードはビニール紐が1本あればいとも簡単に外れてしまいます。

ドアチェーンやドアガードは知らない来訪者などに対応するときに無理やり入られたりしないようにするためのものであって、こっそり侵入されないためのものではないのです。

中に人が居るのに泥棒なんか入らないでしょって思うかもしれませんが、侵入窃盗では居空きといって中に人が居る状況で侵入窃盗をする手口もあるのです。

居空きは居住者が犯人に気づいた場合には強盗や傷害事件にも発展する可能性もある危険な手口なので家に居るからといって油断してはいけないのですね。

セキュリティグッズも有効

ここまで紹介した内容でもわかるとおり、セキュリティで大切なのは普段の戸締まりです。戸締まりをしっかりやれば侵入窃盗の約半数は防止できます。

そのうえでさらにピッキングやサムターン回しのような手口での侵入も防止したい場合にはセキュリティ対策グッズも効果があります。

防犯性能の高い鍵に取り替える

ディンプルキーと普通の鍵

玄関の扉についている鍵は大きく2種類のものがあります。板の片側もしくは両側にギザギザがついたものと、板の平たい面にくぼみがついたものです。

くぼみがついているタイプの鍵はディンプルキーといってギザギザタイプよりもピッキングなどで開けづらく防犯性能が高いと言われています。写真の下の方の鍵ですね。

ギザギザタイプの昔ながらの鍵は慣れた鍵師なら1分以内に開けてしまいますが、ディンプルキーはかなり熟練の鍵師でも10分くらいはかかります。

ほとんどの空き巣は侵入に5分以上かかると諦めると言われているのでディンプルキーであればピッキングの被害はほぼ防げると言えます。

詳しい人は鍵穴を見ただけでもディンプルキーかどうか判るのでディンプルキーであればそもそも空き巣に狙われる可能性も低くなります。

現在ついている錠の種類にもよりますがシリンダー部分のパーツを取り替えるだけでディンプルキーにできることもあります。

DIYが得意な方なら自分で取り替えることもそれほど難しくないと思いますが、鍵屋さんに相談するほうが無難ですね。

補助錠をつけてダブルロック

鍵が2つついているダブルロックは対空き巣対策としてはかなり強力です。鍵を2つ開けるか壊すかしないといけないので単純に侵入の難易度が上がりますからね。

空き巣は入りやすい家を選びますからダブルロックをしている家はまず狙いません。

最近はセキュリティ性能が高い住宅では最初からダブルロックになっていることもありますが、そうでない場合でもちょっとした工事で2つ目の鍵になる補助錠を取り付けることができます。また、工事が不要な玄関のドアとドア枠の間に挟む簡易タイプでも十分に効果があります。

ただ、ダブルロックは戸締まりのたびに2つの鍵をロックしないといけないのでちょっと面倒ではありますね。

ダミーキーでダブルロックに見せる

本当にダブルロックをすれば1番良いのですがお金もかかるし工事が必要な本格的なものは賃貸住宅ではなかなか難しいですね。もっと手軽にできる対策がダミーキーです。

ダミーキーを設置すれば遠目にはダブルロックと見分けがつかず空き巣も下見の際に候補から外す可能性が高まります。

サムターン回し防止カバーをつける

施錠された玄関扉を開ける手口で多いサムターン回し。サムターンとは扉の内側の鍵のつまみです。

ドアスコープや郵便受けなどの隙間を利用して専用の器具を入れて扉の内側からサムターンを回して鍵を開けるわけです。ディンプルキーなどのセキュリティ性能が高い鍵でも開けることができる手法ですね。

対策としてはサムターン部分にボタンがついていて押しながら出ないと回らないサムターン回し対策型のシリンダー錠などが有効です。

ただ、今ついている鍵がすでにディンプルキーだと鍵本体を変えるのはちょっともったいないですし、賃貸住宅だと鍵の交換をするのも気を使います。

そこで手軽にできるのがサムターン回し防止カバーです。サムターンにカバーをつけることでサムターン回し用の器具で回せないようにするわけですね。手軽ですが効果は高いです。

まとめ

今回の記事では玄関扉の戸締まりと空き巣などの侵入対策についてまとめてみました。

統計から見るとまず重要なのは戸締まりを徹底すること、鍵をかけることです。短時間の外出や、自宅にいるときもちゃんと戸締まりすることが大切なんですね。

空き巣のもう一つの侵入口である窓の防犯については別の記事でまとめています。

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