物欲に負けた日

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蕎麦を食べるときにそばつゆにちょっとだけつけて食べるかじゃぶじゃぶつけて食べるかはどうやら東西の文化の違いらしいって話

どうも!きったんです。

娘ちゃんとお出かけして「うどんが食べたい」というので駅の近くの蕎麦屋に入ったんです。駅チカの蕎麦屋だし、老舗感なかったんでうどんもあるだろって思ってたんですが、蕎麦しか置いてないしせいろ1枚で750円というそこそこお高めのちゃんとした蕎麦屋でした。うどんがなくて「しまった!」と思ったのですが、娘ちゃんは「うどん美味しい!」と言いながら一人前をぺろっと食べてくれました。

ただね、娘ちゃんはまだ箸がうまく使えないとかってのもあるんですが、つゆが入ったそば猪口に蕎麦を入れてから食べるのでつゆがじゃぶじゃぶなんです。僕は1/3くらいしかつけない派なので「辛くないの?」「塩分取りすぎじゃないの?」って思うんですけどね。

それでふと思い出したのですが、以前テレビで蕎麦を食べるときにつゆにちょっとだけつけて食べるかじゃぶじゃぶつけて食べるかというテーマでトークをしてたんですね。ちょっとだけ派とじゃぶじゃぶ派に分かれて討論するわけです。細かい話は忘れましたがアンジャッシュの渡部さんと明石家さんまさんがワーワー言い合いしてたのを覚えています。

僕はじゃぶじゃぶつけると味が濃くなり過ぎて嫌なのでちょっとだ派なんですけど、僕の予想に反して番組内ではじゃぶじゃぶ派が多数派。さらにそのことをTwitterでつぶやいたらじゃぶじゃぶ派のリプライをいただき、どうもじゃぶじゃぶ派もかなりの勢力の模様。

そばつゆ

どうやら蕎麦を食べるときにそばつゆにちょっとだけつけて食べるかじゃぶじゃぶつけて食べるかはどうやら東西の文化の違いらしいって話なんですね。

蕎麦をつゆにじゃぶじゃぶつけるのは粋じゃないっていうけど

僕はなかなかの田舎者で江戸っ子じゃないので江戸っ子の”粋”ってやつはよくわからないのですけどもね。昔から蕎麦をつゆにじゃぶじゃぶつけるのは粋じゃないって言いますよね。個人的には粋なんて気にせず食べたいですけどね。

蕎麦が出てくる落語で有名な「時そば」や「そば清」の前段のまくらによく話される小咄で、名前があるのかもよく知りませんが、江戸っ子が死ぬ前に「一度で良いからそばつゆをたっぷりつけて食べてみたかった」っていうのがありますね。

そんなことを考えながら死ぬくらいなら一度じゃぶじゃぶやってみて美味しい方の食べ方で食べれば良いじゃぁないですか。まぁ、昔の江戸の人も(その頃からある小咄なのかわからないけど)”粋”を気にしすぎるのを馬鹿にしているところもあったんでしょうか。

そばつゆにちょっとだけつけて食べるかじゃぶじゃぶつけて食べるかはどうやら東西の文化の違いらしい

ここから先は僕が昔テレビで見たりどこかで聞いた話のまとめなので正確性は怪しいですが。。。まぁ、こういう話はそもそも諸説あって当たり前なのでこんな考え方もあるってことで。

関東は職人文化で辛いつゆにちょっとだけつけて食べるようになった

江戸では大火事で街の大半が焼けてしまうようなことが何度かあったのですが、その復旧ために全国から大工や左官、鳶といった建築に関わる職人が集まってきました。その他にも働き手の男が集まりやすく、女性に比べて男性の比率が高かったため、男の独身者が多く、惣菜や屋台などの庶民の外食が広がっていったのだとか。

そうすると屋台などでは大量の汁を運ぶのは大変なのでかけ蕎麦などの汁のあるものより盛り蕎麦のような少量のつゆで足りるものの方が主流になっていたようです。屋台だとゆったりと食べるよりサッと食べるファーストフード的なものだったため、ちょっとつけてサッと食べる食べ方をするようになったのでしょう。

また、勢いよくすする仕草も落語家などが演技で大げさにやっていたのが”粋”な仕草として広まったのではないかという話もあるようです。

関西は商人文化でつゆにじゃぶじゃぶつけて食べるようになった

関西、というか江戸時代の大坂だと思うんですけど、商人文化で、商人は店を離れないために出前の蕎麦が多かったとか。そうすると茹でてから運ぶ間にどうしても麺が乾燥してしまいます。

蕎麦を茹でてしばらく経つと麺の表面が乾燥して麺どうしがくっついてしまうのは誰しも経験があると思います。そうすると食べにくい。つゆにじゃぶじゃぶつけて食べないとすすることもできません。

関西ではそもそも盛り蕎麦、ざる蕎麦よりも汁に入ったかけ蕎麦などが好まれたそうですが、だから、盛り蕎麦などにつけるつゆも甘口にしてつゆにじゃぶじゃぶつけて食べるのが主流となったそうです。

まとめ

食べ物やマナーには地域によって差があるのは当たり前。その裏には歴史があるんですよね。

歴史って正直すべて正確にわかるものじゃないし、過去の資料からあとは研究者が想像で補って説を作るところもあるし、僕もロクに勉強してないんでアレなんですけど、こういう与太話もたまには面白いんじゃないかと思います。