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物欲に負けた日

怠惰な日々の徒然

本当に副流煙はないの?iQOS・PloomTECHが喫煙者の新たな免罪符になってないか?iQOSの水蒸気は無害ではない!

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最初に断っておきますが、僕は嫌煙ではないです。

元喫煙者でそこそこヘビーに吸っていました。喫煙者が悪いとかいう気もないし、今も目の前で吸われても全く気にならないです。

ただ、喫煙はマナーを守ってやれよってだけ。それが喫煙者の吸う権利を守ることにもなりますよね。

今回は、最近シェアを伸ばしているらしい、新しいタイプのタバコ、iQOS(アイコス)やPloomTECH(プルームテック)が喫煙者の新たな免罪符となり、非喫煙者に対するマナー違反を助長しないか?という話です。

iQOS・PloomTECHってなに?

iQOSは大手タバコメーカーのフィリップモリスが開発した、新しいタイプのタバコです。電子タバコと混同されがちですが、別物で、火をつける代わりに電気でタバコを温めて吸うというものです。

テレビ(アメトーーク!)で取り上げられたこともあって、かなり売れているようです。

PloomTECHはiQOSよりも先にJTが発売した、同じようなコンセプトの喫煙具ですが、売れ行き・知名度では後発のiQOSにあっさりやられてしまったようです。

メリットとしては、有害物質が少ないことと、火をつけないので煙が出ない、副流煙が出ない(水蒸気は出る)というものです。

発売元のフィリップモリスはニコチン以外の有害物質を大幅削減と言っているようです。

今日の本題はiQOS・PloomTECHの紹介じゃないので、詳しく知りたい方はこちらでもどうぞ。

www.iqos.jp

www.ploom.jp

以下、iQOSに絞って書きますが、PloomTECHも同じような感じだと思います。

iQOSが免罪符となっていないか?

www.birumendesu.com

こちらの記事で、禁煙場所でもiQOSなら吸っていいと主張する喫煙者について書かれています。

確かに最近では路上でiQOSを吸っている人を見かけるようになってきました。僕の職場がある渋谷駅近辺では、さすがに歩きタバコはあまり見かけなくなりましたが、逆にiQOSはたまに見かけます。

かつては携帯灰皿が免罪符となった

今でもJTのCMで携帯灰皿を推奨しているのを見ますが、携帯灰皿を持っていればどこでもタバコを吸っていいわけではありません。

一時期、携帯灰皿を持っていればどこでも吸っていいと思ってるんじゃないかと思うような喫煙者をよく見かけました。

最近はそれも多少は減ってきたように思いますが、いずれにしろ携帯灰皿が路上喫煙を助長したのでは?と思えるケースが少なからずあったのではないかと考えています。

路上や禁煙場所でのiQOS

iQOSは火をつけないので煙を出さないのですが、それが路上喫煙の免罪符になっている気がするんですよね。

上で紹介させてもらったビルメンデスさんの記事の話なんかまさにそうですし、僕が最近たまに見かけるようになってきた路上でのiQOSの利用もそういう理由があるのではないかと思うのです。

iQOSの禁煙場所での利用は適切なのか?

iQOS自体は悪いものではないと思います。従来のタバコより健康被害が少ないと考えられているので、乗り換えも良いと思います。匂いや汚れも少ないと言われており、非喫煙者に対する影響も抑えられるわけですから。

ただ、重要なことは、それを免罪符にしてマナー違反をしないことです。

iQOSはあくまでタバコであり、吐き出される水蒸気は完全に無害というわけではありません。それを理解した上で利用していく事が必要でしょう。

iQOSの法的扱い

iQOSの法的扱いは「パイプたばこ」となっているようですね。あくまでタバコです。

そうすると、受動喫煙の防止を目的とする分煙や禁煙ではiQOSも対象なのではないかと思うのですが、この辺の扱いはいまいち定まっていない感じです。

mainichi.jp

歩きタバコを禁止する条例などでのiQOSの扱いは自治体によってバラバラのようです。

また、規制対象外の自治体でも、規制対象外の理由は「火がない=やけどの恐れがない」からだそうです。受動喫煙の恐れがない、健康被害がないという理由ではありません。

iQOSの水蒸気は無害ではない

もっとも重要なことはiQOSから出る水蒸気は無害ではないということです。受動喫煙がゼロではないわけですね。

iQOSによる空気の汚染はある

iQOSの開発をしたフィリップモリスは有害物質の大幅削減に成功したと言っていますが、ゼロになったと言っているわけではありません。

www.j-cast.com

こちらでは、フィリップモリスの実験結果について書かれています。

iQOS使用の際、人が在室しているが何もしていない状態に比べて、高いレベルで測定された物質はニコチンおよびアセドアルデヒドの2種類のみ。

記事によると、ニコチンとアセドアルデヒドは明らかに増えているわけです。

臨床試験の結果はまだ未知数

フィリップモリスはiQOSの健康被害について臨床試験を行っていますが、まだ完了していないわけです。

公式サイトには

多くの試験はすでに完了し、残りの試験についても最終段階にさしかかっています。これまでの試験結果は心強いものであり、試験の分析が終わり次第お伝えしていきます。

とあるのみです。

iQOSは受動喫煙の可能性があるもの

現在わかっているデータだけでもiQOSは従来のタバコより軽減されているだけで、受動喫煙の可能性はあるということです。健康被害もまだ未知数です。

まとめ

iQOSは無害で受動喫煙の原因とならないというのは無理がありますし、禁煙場所で吸うのはやめておくのがマナーではありませんか?

「煙が出ないから副流"煙"じゃない」みたいな理屈はさすがに無理がありますよね。