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北朝鮮のミサイル実験!歴代北朝鮮のミサイル発射実験を見直してみる

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北朝鮮が新たにミサイル発射実験を行うと宣言し、ニュースになっていますね。国際社会から批判される中、なぜミサイル発射実験を行うのかと様々な憶測が流れていますが、正確なところはわかりません。

しかし、北朝鮮はこれまでも不定期にミサイル発射実験を行ってきています。使用するミサイルの性能もより高性能なミサイルになってきています。

今日は北朝鮮が今まで行った歴代のミサイル発射実験をご紹介します。

ノドン

1993年に北朝鮮がノドン1号と呼ばれるミサイルを打ち上げ、大きなニュースになりました。

ノドンはそれまでのスカッド・ミサイル改良のノウハウを元に新規に開発された準中距離弾道ミサイルで、これがその後に続く日本が射程距離に入る弾道ミサイル発射実験の最初となりました。

ノドン - Wikipedia

ノドンは北朝鮮が開発した準中距離弾道ミサイル(MRBM)。開発国の北朝鮮のほか、事実上の輸出型がパキスタンとイランにも配備されている。またかつてはリビアが配備していた。 「ノドン」とはこのミサイルが確認された地名からアメリカがつけたコードネームであり、北朝鮮では「木星」または「火星7号」と呼称される。

性能は弾道距離900〜1000km、弾頭重量700kgといわれています。これは以前から開発が噂されていた核弾頭を日本に運ぶには十分な性能であったので、日本にとって大きな脅威となりました。

実験成功後、パキスタン、イラン、リビアに輸出され、パキスタン、イランに配備されています。

テポドン1号

1998年に北朝鮮からテポドン1号が発射されました。これは日本の上空を横断して太平洋に着水し、大気圏外とは言え日本領空を通告なしに横断したことから、日朝間に緊張が走りました。

テポドン1号 - Wikipedia

テポドンは、朝鮮民主主義人民共和国が開発した弾道ミサイルである。射程が2,000km程度と見積もられているため中距離弾道ミサイルに分類されている。

テポドン1号は多段ロケット形式になっており、その弾道距離は2,000kmと言われノドンの約2倍です。発射実験では、1段目が日本海に、2段目が日本領空を超えて太平洋に着水し、さらに3段目も存在したと言われます。

多段式ミサイルのテストモデルと言われており、実際に配備はされなかったようです。

テポドン2号

2006年、北朝鮮が日本海に向かって計7発のミサイルを発射しました。そのうち1発が新型のテポドン2号でした。

テポドン2号 - Wikipedia

テポドン2は北朝鮮が初めて開発した大陸間弾道ミサイルであり、全長30mほどあり、直径は2.4〜1.4mで重量は80〜90tほどと推定されている。

テポドン1号を元に更に改良された多段式ミサイル、テポドン2号は推定射程距離3,000〜13,000kmと様々な予測が出たものの、それまでより飛躍的に向上したのは間違いないと見られました。   これはヨーロッパ諸国やアメリカの一部をも射程範囲に含むものとみられ、北朝鮮による初の大陸間弾道ミサイルの開発は世界的にもそれまでの発射実験以上の波紋を呼びました。これに対し、日本が中心となり国連安保理決議が出されました。

銀河2号(テポドン2号改)

2009年、北朝鮮はテポドン2号の改良型とみられるミサイルの発射実験を行いました。北朝鮮は平和利用目的の衛星打ち上げ用ロケットであると説明していましたが、日本国は最終的にミサイルと表現することにしました。

北朝鮮によるミサイル発射実験 (2009年) - Wikipedia

北朝鮮は国際海事機関 (IMO) および国際民間航空機関 (ICAO) に対し、「通信衛星」の打ち上げを4月4日から8日の間に実施すると通告。ロケットが落下する可能性がある地点として、1段目は朝鮮半島と日本列島の間の日本海海域、2段目は太平洋を指定。海上保安庁海洋情報部宛メールにより日本政府にも直接通告を行った。

銀河2号はテポドン2号をより改良、高度化したものであり、実験に際し、日本では防衛大臣が破壊措置を示唆するなど日朝間の緊張が非常に高まりました。

ミサイルはテポドンの時と同じく1段目が日本海に、2段目が太平洋に着水しました。搭載していたとされる人工衛星は確認されず人工衛星打ち上げは失敗とされましたが、ミサイルとしてみた場合の性能は確かなものでした。

銀河3号(テポドン2号改)

北朝鮮は2012年2回に渡り宇宙開発用ロケットと称したミサイル銀河3号の打ち上げを行っています。ミサイルとロケットは目的は違いますが技術的にはほぼ同じで、ミサイルに関する技術が蓄積しているとみられています。

というわけで1993年のノドン以降のミサイル実験について簡単にまとめてみました。

近年は北朝鮮も表面上は平和目的を掲げているとはいえ、ミサイル技術に通じるロケット打ち上げを行っており、日本はこれを事実上のミサイル発射としています。

とは言え、それも実際に長距離弾道ミサイルに当たるものの発射は2012年以来です。ここに来てミサイル発射を明言してきたのはなぜでしょうか?今後の展開がどうなるか気になるところですね。

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